やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

オオホシオナガバチ(産卵)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-07-23 15:28:09 | 昆虫類

2013/06/29にヒラアシキバチの産卵を確認していた同じキハダの枯木に、オオホシオナガバチが産卵していました。(言い訳になりますが、夕方の薄暗いなか、オートで小さい被写体をフラッシュ撮影したせいか、ピントが合いませんでした。)

オオホシオナガバチは、ヒメバチ科のなかで大型で長い産卵管を持っているのが特徴のオナガバチ亜科の寄生蜂で、この長い産卵管で幹の中のキバチの幼虫に産卵、寄生するようです。

なお、オオホシオナガバチの同定については、富山市科学博物館のNさんにアドバイスしていただきました。

《キハダの枯木に産卵するオオホシオナガバチ 2016/07/21》

《キハダの枯木に産卵するオオホシオナガバチ 2016/07/21》

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頼成の森のキノコ(35)カブラテングタケ?(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-07-23 08:38:26 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

カブラテングタケは、テングタケ科テングタケ属の大型のキノコで、夏から秋にかけて広葉樹林の地上に発生する毒キノコです。傘の表面はクリーム色のち黄土色を帯び、淡黄色から淡褐色で薄い膜質のいぼが多数付着します。傘の縁部にはつばの残片が垂れ下がります。条線はありません。柄の基部が著しく膨らみ「かぶら」状になるのが特徴です。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

なお、カブラテングタケに「?」が付いているのは、疑問点もあり種名を断定できないという趣旨です。

《カブラテングタケ? 2010/09/26》

《カブラテングタケ? 2010/09/26》

《カブラテングタケ?の断面 2010/09/26》

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