やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

頼成の森のキノコ(66)クロタマゴテングタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-09-04 08:03:43 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

クロタマゴテングタケはテングタケ科テングタケ属の中型の毒キノコで、夏から秋にかけて、シイ、カシなどの広葉樹林の地上に発生します。「傘」の表面は繊維状で、暗褐色、中央部はほとんど黒色となり、しばしばかすり模様をあらわし、条線はありません。「ひだ」は白色、「柄」は帯白色から灰色で繊維状小鱗片があり、上部には灰色の「つば」、基部には白色の膜質袋状の「つぼ」があります。(『きのこ図鑑』参照) 

《クロタマゴテングタケ 2010/10/06》

《クロタマゴテングタケ 2010/10/06》

《クロタマゴテングタケ 2010/10/07》

《クロタマゴテングタケ 2010/10/08》

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フタトガリコヤガ(富山市)

2016-09-04 06:38:15 | 昆虫類

プランターに植えたオクラには、葉を丸めて中に潜んでいるワタノメイガ?の幼虫がよくつきますが、葉上に全身をさらけ出しているフタトガリコヤガの幼虫もときどき見かけます。もちろん収穫を楽しみにしているオクラなので、見つけた幼虫は写真を撮ってから処分します。

フタゴガリコヤガは、幼虫がオクラをはじめフヨウやワタなどアオイ科の植物の葉を食べるヤガ科コヤガ亜科のガで、幼虫には、顕著な黒紋が並ぶ黒紋型(普通)と橙赤色の楕円紋がある赤紋型(少ない)の2型があります。

《オクラの葉上のフタトガリコヤガ 2016/09/02》

《オクラの葉上のフタトガリコヤガ 2016/09/02》

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