2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。
コウジタケは、イグチ科ヤマドリタケ属の小型から中型のキノコで、夏から秋にかけて、広葉樹林や芝生などに発生します。「傘」は赤褐色から紅色、ビロード状で粘性なく、しばしば細かくひび割れします。「柄」は黄色地に赤色の縦条紋があります。「肉」は黄色で、空気にふれると徐々に青変します。糀のような甘い香りがします。(『カラー版きのこ図鑑』参照)
《花菖蒲田に発生したコウジタケ 2009/06/15》
《花菖蒲田に発生したコウジタケ 2009/06/15》