10日ほど前の北日本新聞に、旧八尾町の山間部でカタクリの蜜を吸うギフチョウの写真が掲載されていたので、この日は少し気温が低い感じはしたのですが、旧大沢野町の猿倉山に出かけてみました(合併前の旧町村名の方が現地の実感がわきます)。残念ながらカタクリの花は咲き出したばかりで、ギフチョウも飛んでいませんでした。
伐倒されていた広葉樹の丸太の樹皮の下を見ると、上翅に紫がかった虹色のような金属光沢のある甲虫が隠れていました。ナガニジゴミムシダマシの仲間だと思います。ナガニジゴミムシダマシの仲間には、このほかフトナガニジゴミムシダマシ、ホソナガニジゴミムシダマシ、オオニジゴミムシダマシのあわせて4種がいますが、どれも似ていて私の力では区別できません。
《ナガニジゴミムシダマシの仲間が隠れていた丸太 2019/03/29》
《樹皮の下に隠れていたナガニジゴミムシダマシの仲間 2019/03/29》
《樹皮の下に隠れていたナガニジゴミムシダマシの仲間 2019/03/29》
※ 猿倉山周辺のカタクリの花は咲き出したばかりで、これからの気温にもよりますが、見ごろは1週間後くらいかなと思います。ギフチョウが舞うのもその頃でしょうか?
《雑木林の中で咲き始めていたカタクリ 2019/03/29》
《雑木林の中で咲き始めていたカタクリ 2019/03/29》
《八尾町山間部でカタクリの蜜を吸うギフチョウの写真が掲載されていた北日本新聞 2019/03/20》