何か落ちてこないかと、ヤマナラシの幹を子供の頃の習性で蹴った(といっても足が都合悪いのでほとんど衝撃は与えられませんが…)ところ、ポトンッと何やら茶色いものが草むらに落ちてきました。
音のした方に近寄ってみましたが、枯木か枯葉のような生きものとは思えないよくわけのわからない物体でした。それでも、もう一度よく見ると、どうやらシャチホコガの仲間の蛾のようです。
帰宅してから、ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』でシャチホコガ科の成虫写真を見ていって、ウスイロギンモンシャチホコにたどりつきました。
ウスイロギンモンシャチホコは、大きさ(開張)36~41mm、茶褐色で、前翅に褐色線で縁取られた三角形の白色紋、背中には毛束があります。幼虫は、コナラ、ミズナラなどの葉を食べて育ちます。(ウェブサイト『昆虫エクスプローラ/ウスイロギンモンシャチホコ』2020/05/24参照)。
《下草の葉の上に落ちてきたウスイロギンモンシャチホコ 2020/05/23》
《下草の葉の上に落ちてきたウスイロギンモンシャチホコ 2020/05/23》
※ この日(2020/05/23)、9:20ころ、今年初めて樹木園でハルゼミの鳴き声を聞きました。単発の鳴き声で、その後も合唱はおこりませんでした。
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