愛犬の足の調子がよくないので、朝の散歩は近くで必要最小限にすませ、私一人自転車で2時間ほど散歩にでかけました。いつものように北陸自動車道に沿った道を流杉方面まで行く往復コースです。
路傍の草むらや路面に落ちているものなどに眼をやりながらゆっくり走っていると、道路の真ん中にヘビが横になって(?)いました。まったく動きません。1mほどのやけに重量感のあるヘビで、色合いや形状から、シマヘビやアオダイショウではないとすぐにわかりました。近寄ってよく見ると、角ばった黒斑があり、ジムグリです。写真を撮った後、このままでは車に轢かれてしまうので、枯草の茎で側溝の中へ押しやりました(特有の斑紋があるはずの腹側の写真は撮らせてくれませんでした)。
このような状態でジムグリの写真を撮ったのは初めてなので、(ヘビは好きではないのに)なぜか嬉しくなりました。「バカみたい‼」とほとんどのひとが思うのでしょうネ。
富山県で記録されているヘビは、タカチホヘビ※、シマヘビ、ジムグリ、アカジムグリ※、アオダイショウ、シロマダラ、ヒバカリ※、ヤマカガシ、マムシの9種類で、このうち※の3種類の写真はまだ撮ったことがありません。いつか撮ってみたいものです。タカチホヘビやアカジムグリは生息地に出かけるのも私の今の体調では難しいのですが…。
《道路の真ん中で横になって(?)動かないジムグリ 2020/06/27》
《道路の真ん中で横になって(?)動かないジムグリ 2020/06/27》
《ジムグリ特有の角ばった黒斑がありあす 2020/06/27》
※ 今回は庭で咲き始めたキキョウです。100均で買った一輪挿しに活けてあります。キキョウの花は雌雄同花ですが、他家受粉の可能性を高めるために「雄性先熟」します。まず雄しべが成熟して花粉が出て(雄花期)、その後に雌しべが開き柱頭が受粉可能になる(雌花期)のです。キキョウは、この雄性先熟の特徴を観察しやすい植物です。
《キキョウの花 2020/06/28》
《雄しべが成熟して花粉が出ている雄花期のキキョウ(雌しべはまだ開いていません) 2020/06/28》
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