今ごろは雑木林に枯葉の降りしきる中、クロスジフユエダシャクの♂がちらちら飛んでいる時期。今回は、♀か交尾中のペアを見つけてやろうと、いつもの場所に出かけました。
昼行性のクロスジフユエダシャクの交尾の時間帯を午前中と思い込んでいたため、9時半ころには現地に着き、予想どおりの落ち葉が降りしきる中、落ち葉の積もった道を歩きました。今までの経験では、湧くように足元に飛んでいたクロスジフユエダシャクがこの日は1匹も飛んでいません。落ち葉が湿っているせいなのか、気温がまだ上がらないせいなのかなどと考えましたが、私の持ち時間は後1時間ほどです(帰宅後、「昼行性で午前から飛び始めるが…交尾は夕方から日没後で行われる」ことがわかりました。)
せっかくなので、昨年10個以上のオオカマキリの卵のうが産み付けられていた路傍のササ藪(5m四方くらいの狭いもの)を見に行きましたが、ここも小さい卵のうが一つあっただけ。
運動のためにと残りの時間を歩いていると、ちらちら飛ぶ明るい茶色の小さい蛾を見つけ、枯葉の積もる路肩のササの葉にとまったところを写真に撮りました。クロスジフユエダシャク♂です。(今図書館から借りて見ている村田泰隆の写真集『飛ぶ宝石ー蝶の情景ー』のような情景を撮ってやろうと地面に這って2~3枚撮りましたが、〈辛抱がたりない〉〈センスがない〉〈テクニックがない〉のないない尽くしで、結局は…。)
この日見かけたクロスジフユエダシャク♂は3~4匹、♀や交尾中のペアを見つけることはあきらめ帰りました。
《枯葉の積もる路肩のササの葉にとまっていたクロスジフユエダシャク♂ 2022/11/18》
《枯葉の積もる路肩のササの葉にとまっていたクロスジフユエダシャク♂ 2022/11/18》
《枯葉の積もる路肩のササの葉にとまっていたクロスジフユエダシャク♂ 2022/11/18》
《枯葉の積もる路肩の草の葉にとまっていたクロスジフユエダシャク♂ 2022/11/18》
※ 市立図書館から11月19日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています)。
1 『きらわれ虫の真実』(谷本雄治・著)
2 『風景の写真セブンピース』(柄木孝志ほか・著)
3 『雲をつかむ話』(多和田葉子・著)
4 『老いの福袋ーあっぱれ!ころばぬ先の知恵88ー』(樋口恵子・著)
5 『軽井沢日記』(水上勉・著)
6 『土を喰う日々ーわが精進十二ヶ月』(水上勉・著)
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