2021年9月中旬の観察記録です。
地鉄電車の駅裏に線路に沿って作られた細長い畑があり、そこは虫たちを間近に観察できるので、ときどき立ち寄っています。
秋も本格的になってきたこの日、満開のニラの花で、ミドリヒョウモンが吸蜜していました。前翅中央部に4本の発香鱗の横しまがある♂です。
ミドリヒョウモンは、日本の大型のヒョウモンチョウ類の中では最も森林的環境を好む種で、平地~山地の樹林が主な生息地です。低地では盛夏には活動が見られなくなり、9月より再び活動を開始、この時期には発生地から離れた耕作地や住宅地にも姿を現すことがあります(『原色日本蝶類生態図鑑(Ⅱ)』参照)。
《ニラの花で吸蜜するミドリヒョウモン(前翅に4本の発香鱗の横しま)♂ 2021/09/19》
《ニラの花で吸蜜するミドリヒョウモン(前翅に4本の発香鱗の横しま)♂ 2021/09/19》
※ 我が家の愛犬は、ミニチュアシュナウザー♀、11歳。散歩と食事、家族が出かけるときや帰宅したとき、チャイムや電話の音に吠えるとき以外は、一日のほとんどを寝てすごしています。ときどき、自分用のクッションの下にもぐりこみ、掛布団のようにして眠ります。
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