ある時期になると、ついつい探してみたくなる虫がいます。ハマオモトヨトウの幼虫もその一つです。
この公園では、園路に沿ってたくさんのヒガンバナが植えてありますが、何故なのか、特定の場所のヒガンバナの葉でハマオモトヨトウの独特の模様の幼虫が毎年見つかります。
今年も久しぶりに訪れた公園を散歩し、「葉見ず花見ず」のヒガンバナの葉を探すと、いつものようにハマオモトヨトウの幼虫がついていました。
《園路沿いに植えられたヒガンバナの葉についていたハマオモトヨトウの幼虫 2022/11/06》
《園路沿いに植えられたヒガンバナの葉についていたハマオモトヨトウの幼虫 2022/11/06》
《園路沿いに植えられたヒガンバナの葉についていたハマオモトヨトウの幼虫 2022/11/06》
《園路沿いに植えられたヒガンバナの葉についていたハマオモトヨトウの幼虫 2022/11/06》
※ 参考までに、過去の私のブログ(『ハマオモトヨトウ(幼虫)(富山市)』(2017/10/08)を再掲しておきます。
「花が咲き終わり、替わって伸び始めたヒガンバナの葉を、見慣れない芋虫が食べていました。橙黄色の頭、黒い体に白の特徴的な模様をしています。ウェブサイトで調べると、ハマオモトヨトウの幼虫のようです。
ハマオモトヨトウは、ウェブサイト『みんなで作る我類図鑑V2』によると、幼虫はハマオモトやヒガンバナ、アマリリス、タマスダレ(ヒガンバナ科)につくようで、勢力拡大中の模様とのことです。分布は本州,四国,九州,種子島,屋久島で、本州四国九州で記録が確認されているのは神奈川、千葉、岐阜、佐賀とありました。ウェブサイト『富山県産蛾類博物館』にはまだ掲載されていないようなので、富山県内でも急速に分布を拡大しているのかも知れません。
いずれにしても、ヒガンバナばかりでなくスイセンなどヒガンバナ科の園芸植物も食害されるので、我が家の庭で見つけたら処分するつもりです。(同じように庭のニンジンやパセリなどを食害するキアゲハの幼虫など蝶の幼虫は、何故かなかなか処分できず、好き放題に食い荒らしてどこかで蛹になってしまいます。)」
(㊟ 2022/11/08に確認した『富山県産蛾類博物館』には、ハマオモトの成虫が掲載されていました。)
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