やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ゲンジボタル♀(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-06-23 00:44:46 | 昆虫類

センターの南西側の敷地境界に列植されている樹木(残念ながら種名がわかりません)の葉に、1頭のゲンジボタルがとまっていました。このセンターでゲンジボタルを見たのは、これが初めてです(ヘイケボタルは池に通じる流れのそばで見たことがあります)。

センターの中央にはやや大きな用水(二俣川)が流れていますが、今回見つけた所の周辺には、溝のようなものはあるもののゲンジボタルが発生するような流はありません。どこから飛んできたのか、不思議です。ちなみに、この列植された木の幹では、毎年オニヤンマが羽化しており、このヤゴもどこからきたのかわかりません。

《葉にとまるゲンジボタル♀ 2016/06/18》

《ゲンジボタル♀ 2016/06/18》

《ゲンジボタル♀ 2016/06/18》

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頼成の森のキノコ(4)アカイボカサタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-06-22 13:12:38 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

アカイボカサタケは、イッポンシメジ科イッポンシメジ属の毒?キノコです。傘の径は1~4㎝、鐘形~円錐形で、しばしば中心に小さな乳首状の突起があります。表面は鮭肉色で、湿ると放射状の条線があらわれます。夏から秋にかけて林地に発生し、頼成の森ではよく見かけます。(『山渓カラー名鑑日本のきのこ』参照)

《アカイボカサタケ 2009/07/22》

《アカイボカサタケ 2009/08/05》

《アカイボカサタケ 2009/08/05》

《アカイボカサタケ 2009/08/05》

《アカイボカサタケ 2010/09/15》

《アカイボカサタケ 2010/09/26》

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アカアシクビナガキバチ?(中尾高原/岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾)

2016-06-22 06:57:29 | 昆虫類

奥飛騨の中尾温泉に一泊しました。夕食前にカメラを持って散歩に出かけると、冬の暖房用でしょうか、薪を作っているところがありました。まだ気温が低いせいか、虫の姿はほとんどありませんでしたが、キバチの仲間のようなハチだけが目立ちました。特徴的な色彩と形態なので、調べればすぐに名前がわかると思っていましたが、絵合わせではうまくいきませんでした。しかし、富山市科学博物館のNさんのアドバイスで「クビナガキバチ」の仲間にまではたどりつきました。

引越しの荷物の整理をしていて、何気なく『札幌の昆虫』のページをめくっていると、このハチがクビナガキバチ科のアカアシクビナガキバチの写真の頭部の模様などがよくにていることに気づきました。肢が赤いように見えます。隣県石川県の動植物を主題としたウェブログ『mist cicadas topics/[昼休み]アカアシクビナガキバチ』の写真ともよく似ています。

クビナガキバチ科のハチは、前胸の下辺がのびて首が長いのが特徴で、キバチと似た生活をしますが、寄主植物は広葉樹に限られ、アカアシクビナガキバチの場合は山地のハンノキ類のようです。ちなみに、キバチの♀は、倒木などの幹に穴を開け、1個ずつ産卵し、同時に木を腐らせる菌を感染させ、幼虫はその材や菌を食べるそうです。(『札幌の昆虫』参照)。 

《作りかけの薪の山 2016/06/05》 

《アカアシクビナガキバチ? 2016/06/04》 

《アカアシクビナガキバチ? 2016/06/04》  

《アカアシクビナガキバチ? 2016/06/04》 

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チョウトンボ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-06-21 03:50:36 | 昆虫類

何か黒っぽい紙切れのようなものが、カキツバタの葉にユラユラと落ちてきました。近づいてみると、今年初めて見るチョウトンボでした。なおも近づくと、またユラユラと飛んで手の届かない近くの木の葉にとまりました。

この日は、ノシメトンボなどの赤トンボも今年初めて見かけ、いよいよ本格的なトンボの季節が訪れた感がします。

《カキツバタの葉にとまるチョウトンボ 2016/06/20》

《カキツバタの葉にとまるチョウトンボ 2016/06/20》

 

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頼成の森のキノコ(3)アオゾメタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-06-20 17:35:23 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

アオゾメタケは、サルノコシカケ科オオオシロイタケ属の一年生キノコです。「夏~秋、主に針葉樹枯木上に発生。小型~中型。子実体は無柄、全体に白色。傘は半円形で…子実層托は管孔状、…孔口は微細…で多角形。褐色腐朽を起こ」(『カラー版きのこ図鑑』)します。

《アオゾメタケ 2010/10/22》

《アオゾメタケ 2010/10/22》

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頼成の森のキノコ(2)アイバシロハツ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-06-20 17:06:34 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

アイバシロハツは、ベニタケ科ベニタケ属のキノコです。

 

《アイバシロハツ 2016/07/22》

《アイバシロハツ 2016/07/22》

《アイバシロハツ 2016/08/05》

《アイバシロハツ 2016/08/05》

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コシアキトンボ(富山市婦中ふるさと自然公園/富山市[婦中町]新町)

2016-06-20 06:12:38 | 昆虫類

コシアキトンボがため池の堤に生えた草の穂にとまり、縄張りを見張っていました。ときどき飛び立って岸近くの湖面の上を何往復かパトロールし、また同じ所に戻ってきます。

《縄張りを見張るコシアキトンボ 2016/06/19》 

 《縄張りを見張るコシアキトンボ 2016/06/19》

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頼成の森のキノコ(1)アイバクロハツ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-06-19 21:38:38 | キノコ

2009年4月から2011年3月に、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

アイバクロハツは、ベニタケ科ベニタケ属のキノコです。

《アイバクロハツ 2009/08/05》

《アイバクロハツ 2009/08/05》

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カノコガ((富山市婦中ふるさと自然公園/富山市[婦中町]新町)

2016-06-19 16:39:44 | 昆虫類

ハナショウブの咲く季節になると、カノコガをよく見かけます。小さな昼行性のガで、黒い翅に大きな白斑、黒い体に腹部の2本の黄色い帯が特徴的です。

《カノコガ 2016/06/19》

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トノサマガエル(森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2016-06-19 08:47:36 | 両生類

池の周りを歩いていると、次から次へトノサマガエルが池に飛び込みます。

トノサマガエルは♂♀で体色が異なり、♂は「山吹色から緑色の背中に1本の黄色や緑色の縦筋模様が入」り、♀は「全体に薄く白っぽい体の色に黒い斑点がまばらにち」らばります(『山渓ハンディ図鑑9日本のカエル+サンショウウオ類』)。

《トノサマガエル♂ 2016/06/18》 

 《トノサマガエル♂ 2016/06/18》 

《トノサマガエル♀ 2016/06/18》 

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ショウジョウトンボ♂(森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2016-06-18 23:47:18 | 昆虫類

予想していたよりずっと生きものの姿が少なかった池の縁で、全身が真っ赤なショウジョウトンボ♂は目立ちました。キツネノボタン?にとまって縄張りを見張り、ときどき侵入者を追い払うため飛び立ちますが、しばらくするとまた戻ってきて同じようにとまります。

《池の縁で縄張りを見張るショウジョウトンボ♂ 2016/06/18》

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クロサナエ(山之村キャンプ牧場/岐阜県飛騨市神岡町)

2016-06-17 02:10:58 | 昆虫類

牧場内の流れの縁に、クロサナエがとまっていました。クロサナエは、主に山間の渓流で見られます。付近には羽化殻もありましたが、クロサナエかどうかよくわかりません。

なお、写真のトンボの同定については、富山市科学博物館のNさんにアドバイスをいただきました。

《クロサナエ(赤丸、黄丸はカナヘビ) 2016/06/05》

《クロサナエ 2016/06/05》

《クロサナエ?の羽化殻 2016/06/05》

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ヒラタクワガタ♂(富山市)

2016-06-16 17:45:22 | 昆虫類

2014/08/01のブログで紹介した同じ木の樹液が出始め、ヒラタクワガタ♂やカブトムシ♀、カナブンなどがやってきていました。http://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/1f939f813239aac5c5c356fb7f6f736d

《出始めた樹液にやってきたヒラタクワガタ♂ 2016/06/15》 

 《ヒラタクワガタ♂ 2016/06/15》 

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ヒメクロサナエ(交尾)(山之村キャンプ場/岐阜県飛騨市神岡町)

2016-06-15 03:59:28 | 昆虫類

天蓋山の麓にある山之村キャンプ場は、私の好きな場所の一つで、奥飛騨(富山県側から言えば口飛騨でしょうか?)方面へ遊びに行くときは必ず立ち寄ります。この日も、山之村に寄り道をしました。

渓流近くの林からさかんにエゾハルゼミの「ミョーキン・ミョーキン・ケケケケ…」と聞こえる鳴き声がしますが、いくら探しても声の主は見つかりません。キャンプ場の中を散策していると、日当たりのよい林の下草の上に、ヒメクロサナエの交尾個体がとまっていました。ヒメクロサナエは「おもに山間の森林に囲まれた渓流に生息し、…交尾は近くの植物などに静止して行う」(『日本産トンボ幼虫・成虫検索図説』)とあります。

サナエトンボの仲間似た種が多く同定が苦手です。苦手なものは敬遠してしまうので、ますます苦手になります。今回も、富山市科学博物館のNさんに同定のアドバイスをいただきました。

《下草の上で交尾するヒメクロサナエ 2016/06/05》

《下草の上で交尾するヒメクロサナエ 2016/06/05》

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ミズイロオナガシジミ (富山市婦中ふるさと自然公園/富山市[婦中町]新町)

2016-06-14 18:09:32 | 昆虫類

昨日6月13日、北陸地方は「梅雨入りしたと見られる」と発表されました。北陸地方は昨年より6日早い梅雨入りで、ゼフィルス(ミドリシジミなど樹上性のシジミチョウの仲間)の発生する時期になりました。

道沿いのオオバコの葉に白っぽいシジミチョウがとまってたので近づいてみると、ミズイロオナガシジミでした。あまり近寄りすぎたのか、飛び立って近くのアカメガシワの葉にとまりました。

ミズイロオナガシジミは、幼虫がコナラやクヌギなどブナ科の樹木の新芽や葉を食べ、都市郊外でも普通に見られるなどゼフィルスの中でも比較的生息地の広い種です。日中はコナラなどの葉陰で休んでおり、夕方になると活発に活動します。

《オオバコの葉にとまるミズイロオナガシジミ 2016/06/11》 

《オオバコの葉にとまるミズイロオナガシジミ 2016/06/11》 

《アカメガシワの葉にとまるミズイロオナガシジミ 2016/06/11》 

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