やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ニホンザル(富山市大山上野)

2016-09-13 05:45:02 | 哺乳類

昭和人間にとっては非常に懐かしい大川寺遊園地がかってあった台地の一角は、常願寺川をはさんでそびえる立山連峰の絶好の展望地で、時間があるとピクニックに出かけます。あいにくの曇り空で、立山連峰は見えませんでしたが、のんびり散歩を楽しみました。ここは、常願寺川の河岸段丘の縁で、崖を登ってくるカモシカや木々をつたって移動するニホンザルの群れを時々見かけます。

この日も、帰路に、車道を横切るニホンザルの群れに出会いました。少なくとも10数頭はいたと思います。

《車道を横切るタイミングをみているニホンザル 2016/09/12》 

《車道を横切って寺の塀の上を歩くニホンザル 2016/09/12》

 《車道を横切った仲良し3人組のニホンザル 2016/09/12》

 

《常願寺川川をはさんでそびえる立山連峰 2008/12/20》

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頼成の森のキノコ(70)コウジタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-09-12 18:43:00 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

コウジタケは、イグチ科ヤマドリタケ属の小型から中型のキノコで、夏から秋にかけて、広葉樹林や芝生などに発生します。「傘」は赤褐色から紅色、ビロード状で粘性なく、しばしば細かくひび割れします。「柄」は黄色地に赤色の縦条紋があります。「肉」は黄色で、空気にふれると徐々に青変します。糀のような甘い香りがします。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

《花菖蒲田に発生したコウジタケ 2009/06/15》

《花菖蒲田に発生したコウジタケ 2009/06/15》

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イラガ(幼虫、繭)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-09-12 06:47:45 | 昆虫類

ケヤキの幹の上を、イラガの終齢幼虫が歩き回っていました。繭化する場所を探していたのだと思います。同じ幹には、繭化したばかりでまだ特有の模様が出ていない新しい繭もありました。

《ケヤキの幹を歩くイラガの終齢幼虫》

《ケヤキの幹を歩くイラガの終齢幼虫》

《ケヤキの幹にあった繭化したばかりのイラガの繭》

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サビカミキリ(富山市)

2016-09-11 05:49:46 | 昆虫類

早朝に庭に水やりをしていると、コンクリート舗装の上に2~3㎝の甲虫が落ちていました。スマートで茶色の地味なカミキリムシで、今まで意識して見たことはありません。

いつものとおり絵合わせをして、なんとかサビカミキリにたどりつきましたが、自信はありません。サビカミキリは、平地から山地にかけて極めて普通のカミキリムシのようで、これまで気づかなかったのは眼が節穴なのに違いありません。サビカミキリには極めてよく似た種シナノサビキリがいて、サビカミキリとの違いは「複眼間に浅くくぼみ後頭の正中溝は深い」「大あごは短く内縁は弧状」「複眼に極めて僅かに短毛を持つ」「細い触角」「中央付近で常に最大幅となる上翅」などと書かれているのをみても、混乱するばかりです。

《コンクリート舗装の上に落ちていたサビカミキリ 2016/09/10》

《サビカミキリ 2016/09/10》

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アマガエル(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-09-09 18:07:27 | 両生類

ケヤキの幹に、水色っぽいアマガエルがとまっていました。このような水色(青色)の体色のアマガエルは時々話題になり、黄色の色素が欠損したことが原因のようです。

《ケヤキの幹の水色っぽいアマガエル 2016/09/09》

《ケヤキの幹の水色っぽいアマガエル 2016/09/09》

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アオスジアゲハ(卵・幼虫)(太郎丸公園/富山市太郎丸)

2016-09-08 02:52:07 | 昆虫類

この公園に出かけるときは、必ず1本のタブノキに立ち寄ってみます。赤い新葉が展開しているところが1箇所だけあり、アオスジアゲハの卵と幼虫が見つかりました。

《タブノキの新芽に産み付けられたアオスジアゲハの卵 2016/09/03》

《タブノキの葉裏から新葉を食べるアオスジアゲハの幼虫 2016/09/03》

《タブノキの葉裏から新葉を食べるアオスジアゲハの幼虫 2016/09/03》

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頼成の森のキノコ(69)コイヌノエフデ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-09-07 14:59:14 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

コイヌノエフデは、スッポンタケ科シマイヌノエフデ属の小型の腹菌類キノコで、梅雨時から秋にかけて、林内地上に単生から群生します。先の細い棒状のキノコ。上部は赤褐色で網目状、基部は通常白色、「つぼ」があります。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

《コイヌノエフデ 2009/08/03》

《コイヌノエフデ 2009/08/03》

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頼成の森のキノコ(68)クロハナビラニカワタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-09-06 11:09:21 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

クロハナビラニカワタケはシロキクラゲ科シロキクラゲ属の小型から中型のキノコで、夏から秋にかけて、広葉樹材上に発生します。「子実体」は重なり合った八重咲きの花状、表面は平滑、色は暗褐色、乾燥すると黒色で透明感は少なく、肉質はゼラチン質ですが不食です。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

《コナラの丸太に発生したクロハナビラニカワタケ 2009/11/26》

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ゴマダラチョウ(太郎丸公園/富山市太郎丸)

2016-09-06 09:45:09 | 昆虫類

公園の周囲に植栽してあるシラカシなどには、イラガやヒロヘリアオイラガの繭がたくさん付いています。ブラブラしながらそれらの木を眺めながら歩いていると、青い小さい虫が眼に入りました。イラガセイボウです。何かを探すように樹冠をせわしく動き回っています。

結局イラガセイボウは見失ってしまいましたが、樹冠の中の繁みにゴマダラチョウを見つけました。細い枝に黄色い口器を伸ばして何かを吸っています。逆光気味に見るゴマダラチョウの翅は、ときどき紫色がかって見えます。しばらくすると、モンスズメバチが飛んで来てゴマダラチョウを追い払ってしまいました。

《黄色の口器を伸ばして吸汁するゴマダラチョウ 2016/09/03》 

《モンスズメバチに追い払われるゴマダラチョウ 2016/09/03》

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頼成の森のキノコ(67)クロハツ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-09-05 06:26:05 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

クロハツはベニタケ科ベニタケ属の中型から大型のキノコで、夏から秋にかけて林内の地上に発生します。「傘」は成熟すれば浅い漏斗形、平滑ではじめ白色、暗褐色から黒色に変色します。「ひだ」は厚く疎、「柄」はかたく太短く、「ひだ」「柄」は「傘」と同様に変色します。「肉」は白色、切断すると赤色を経て黒色に変色します。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

《クロハツ 2009/07/31》

《クロハツ 2009/07/31》

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頼成の森のキノコ(66)クロタマゴテングタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-09-04 08:03:43 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

クロタマゴテングタケはテングタケ科テングタケ属の中型の毒キノコで、夏から秋にかけて、シイ、カシなどの広葉樹林の地上に発生します。「傘」の表面は繊維状で、暗褐色、中央部はほとんど黒色となり、しばしばかすり模様をあらわし、条線はありません。「ひだ」は白色、「柄」は帯白色から灰色で繊維状小鱗片があり、上部には灰色の「つば」、基部には白色の膜質袋状の「つぼ」があります。(『きのこ図鑑』参照) 

《クロタマゴテングタケ 2010/10/06》

《クロタマゴテングタケ 2010/10/06》

《クロタマゴテングタケ 2010/10/07》

《クロタマゴテングタケ 2010/10/08》

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フタトガリコヤガ(富山市)

2016-09-04 06:38:15 | 昆虫類

プランターに植えたオクラには、葉を丸めて中に潜んでいるワタノメイガ?の幼虫がよくつきますが、葉上に全身をさらけ出しているフタトガリコヤガの幼虫もときどき見かけます。もちろん収穫を楽しみにしているオクラなので、見つけた幼虫は写真を撮ってから処分します。

フタゴガリコヤガは、幼虫がオクラをはじめフヨウやワタなどアオイ科の植物の葉を食べるヤガ科コヤガ亜科のガで、幼虫には、顕著な黒紋が並ぶ黒紋型(普通)と橙赤色の楕円紋がある赤紋型(少ない)の2型があります。

《オクラの葉上のフタトガリコヤガ 2016/09/02》

《オクラの葉上のフタトガリコヤガ 2016/09/02》

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頼成の森のキノコ(65)クリタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-09-03 06:07:24 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

クリタケはモエギタケ科クリタケ属の小型から大型まで大きさには変異がある食用キノコで、秋から晩秋にかけて、ブナ、ナラ、クリなど広葉樹の切株や倒木、土に埋まった材などに多数束生します。「傘」は、初め半球形から丸山形のち開いてほぼ平となります。表面は粘性なくやや湿り気を帯び、明茶褐色から濃レンガ赤色、周辺に白色繊維状の鱗片を付着します。「柄」は上方で黄白色、下方は茶褐色で「つば」はありません。(『カラー版きのこ図鑑』参照) 

《クリタケ 2009/11/13》

《クリタケ 2009/11/26》

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頼成の森のキノコ(64)クリイロイグチ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-09-01 17:01:15 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

クリイロイグチは、イグチ科クリイロイグチ属の中型のキノコで、夏から初秋にかけて、シイ・カシ林やブナ林内などの地上に発生します。「傘」は、栗褐色から肉桂色、まんじゅう形から平に開き、表面はビロード状、「管孔」は白色のち淡黄色になります。「柄」の表面は「傘」と同色、肉は白色で変色しません。(『山渓カラー名鑑日本のきのこ』参照)

《クリイロイグチ 2009/07/31》

《クリイロイグチ 2009/07/31》

《クリイロイグチ 2010/07/04》

《クリイロイグチ 2010/09/26》

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アカタテハ(幼虫)(熊野神社/富山市上新保)

2016-09-01 10:23:26 | 昆虫類

ケヤキの大木の根際から出たひこばえに、アカタテハの幼虫が数頭いました。また、若齢のころの袋状の巣もいくつか残っていました。

《ケヤキ大木のひこばえにいたアカタテハ幼虫 2016/08/29》 

《ケヤキ大木のひこばえにいたアカタテハ幼虫 2016/08/29》  

 《若齢のアカタテハ幼虫の巣 2016/08/29》

《アカタテハ幼虫を見かけたケヤキ大木のひこばえ 2016/08/29》

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