やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

頼成の森のキノコ(152)ミドリニガイグチ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-14 04:03:48 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ミドリニガイグチは、夏~秋にかけて、アカマツ・コナラ林などに発生するイグチ科ニガイグチの中型のキノコです。「傘」はオリーブ色~オリーブ黄色、「柄」は淡黄色で、中央以下は紅色を帯び、個体によっては不完全な網状紋があったり、柄の基部が鮮黄色のものもあります。「肉」は淡黄色で変色性はなく、「管孔」は淡紅色です。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ミドリニガイグチ 2009/07/22》


《ミドリニガイグチ 2009/07/22》

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頼成の森のキノコ(151)ミドリスギタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-13 04:25:47 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ミドリスギタケは、春~秋にかけて、針葉樹、広葉樹の朽ち木上に単生~群生するフウセンタケ科チャツムタケ属の中型のキノコです。「傘」は赤褐色~黄褐色、紫褐色、ときには青色の染みをつけ、生長すると小鱗片を生じます。「ひだ」は淡黄土色から明るいさび褐色になり、やや密で、直生~上生します。「肉」は淡黄色、苦みがあります。「柄」は傘より淡色で、繊維状、淡黄色の膜質の「つば」があります。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ミドリスギタケ 2010/10/22》


《ミドリスギタケ 2010/10/22》 

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頼成の森のキノコ(150)ミイロウスタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-12 04:51:08 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ミイロウスタケは、秋に、ブナ科の広葉樹林や亜高山帯の針葉樹林に群生または2~3本叢生するアンズタケ科アンズタケ属の小型~中型のキノコです。「子実体」は漏斗型で中央の窪みは柄の基部に達し、表面は黄茶色~淡黄土色です。「柄」はレモン色で中空です。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ミイロウスタケ 2010/10/07》


《ミイロウスタケ 2010/10/07》

※ 先日、森記念秋水美術館で開催中の『「小磯良平展」人物画への飽くなき探求』を見てきました。美術館のHPには、「小磯良平は神戸を拠点に活躍した、昭和期を代表する洋画家です。没後30年を迎え…北陸ではあまり紹介される機会のなかった小磯良平作品ですが、このたび姫路市立美術館から小磯の画業の軌跡をたどる油彩画コレクションを借用し、公開の運びとなりました。また当館からも、小磯作品のなかでも人気の高い版画と素描のコレクションを初公開いたします。」と紹介されていました。小さな個人美術館なので、展示されていたのは「紫のガウンの人形B」(リトグラフ・紙)「少女像(Ⅳ)」(エッチング・紙)「正面向きの女」(鉛筆・紙)「腰かける女」(鉛筆・紙)「腰かける女」(鉛筆・紙)「和服の婦人像」(油彩・布)「男の肖像」(油彩・布)「窓」(油彩・布)の8点でした。残念ながら、実物を一度見てみたいと思っていた絵はありませんでした。
  その絵は、実家の居間に額に入れて掛けてあった若い女性の肖像画でした。何かの印刷物でしたが、なぜ両親がそこに掛けていたのかは気にもしていませんでしたし、よくわかりません。ただ、小磯良平の名前とその絵のことは気になっていたので、これが今回の展示会に出かけたきっかけだったと思います。
  ここまできたので、図書館から『小磯良平全作品集』を借出して、探してみました。ありました、「D嬢の像」(油彩・布)1962年。人気の作品らしく1971年からいろいろな展示会に出展されていました。

《ウェブサイト『北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ』より》   

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頼成の森のキノコ(149)ミイロアミタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-11 16:02:57 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ミイロアミタケは、夏~秋にかけて、広葉樹の枯木上に発生するサルノコシカケ科チャミダレアミタケ属の大型のキノコです。「子実体」は無柄、「傘」は半円形です。傘表面には初め微毛がありますが後に無毛、灰褐色・暗褐色・黒色など顕著な環紋が現れます。白色腐朽を起こします。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ミイロアミタケ 2010/03/18》


《ミイロアミタケ 2010/03/18》

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ニホンザル(摂食)(富山市[大山町]上野)

2019-03-10 03:43:58 | 哺乳類

あまりにも良い天気、平野部からも純白の立山連峰が綺麗だったので、庭仕事を中断していつもの立山展望指定席にでかけました。そこは、常願寺川の河岸段丘の上で、常願寺川を挟んだ立山連峰の眺めが素晴らしいところです。

このあたりでは、ニホンザルにもよく出会います。この日も数十頭の群れに出会いました。一部のサルは、カラスザンショウ?の樹皮の甘皮をさかんに食べており、遠くから見てもたくさんの食痕がつけられていました。

サルたちはふさふさの冬毛でした。


《常願寺川を挟んで望む立山連峰 2019/03/09》 


《眼下に常願寺川を望む河岸段丘に張り出したカラスザンショウ?で樹皮を食べるニホンザル 2019/03/09》 


《カラスザンショウ?の樹皮を齧るニホンザル 2019/03/09》 


《カラスザンショウ?の樹皮を齧るニホンザル 2019/03/09》
 


《ニホンザルがカラスザンショウ?の樹皮を齧った痕 2019/03/09》 


《冬芽を食べる子ザル 2019/03/09》

《ふさふさの冬毛の背中に風を受けて休むサル 2019/03/09》

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頼成の森のキノコ(147)マツオウジ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-08 04:00:12 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

マツオウジは、春~初夏にかけて、針葉樹材上に発生するヒラタケ科マツオウジ属の中型のキノコです。「傘」は饅頭形~平ら、表面は淡黄色~淡褐色で、褐色の圧着した鱗片があります。「ひだ」は垂生し、白色、鋸歯状です。「柄」には傘と同色の鱗片があります。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《マツオウジ 2010/08/06》


《マツオウジ 2010/08/06》 

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頼成の森のキノコ(146)ボタンイボタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-07 03:32:48 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ボタンイボタケ夏~秋にかけて、マツの混生林地上に群生するイボタケ科イボタケ属の中型~大型のキノコです。「子実体」は扇状の「傘」が牡丹の花状に重なり、内側は橙黄色、表面の大部分は白茶色です。肉質は柔らかい革質で、乾燥すると強い漢方薬臭がします。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ボタンイボタケ 2009/08/03》


《ボタンイボタケ 2009/08/03》

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ホソアシナガバチの仲間(薬勝寺池公園・射水市[小杉町]中太閤山)

2019-03-06 10:20:30 | 昆虫類

公園を1時間ほど散策して、そろそろ帰ろうと駐車場に戻ってくると、頭のそばを黄色っぽい虫が飛んでいきました。慌てて眼で追いかけると、近くのサクラの幹にとまりました。5~6mほど上の方だったので、しばらく降りてこないか待ちましたが、結局アップの写真は撮れませんでした。

撮った写真を見ると、ホソアシナガバチの仲間のようです。ホソアシナガバチの仲間にはムモンホソアシナガバチ、トウヨウホソアシナガバチの2種がいて、頭楯に縦線があるかないかで区別できる(縦線があればトウヨウ、無ければムモン)ようですが、この写真では区別できません。

今日は啓蟄、そろそろ冬眠していたいろいろな生きものが動き出します。今年も、身体と頭のリハビリを兼ねていろいろなフィールドに出かけて生きものに出会いたいと思っています。


《ホソアシナガバチの仲間 2019/03/05》 

※ 我が家の庭では、昨日、ジンチョウゲが一輪咲いていました。まだ辺りに春の香りが漂うまでにはなっていません。


《咲き出したジンチョウゲの花 2019/03/06》 

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頼成の森のキノコ(145)ホコリタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-05 03:44:54 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ホコリタケ夏~秋にかけて、各種の林内および道端地上に群生するホコリタケ科ホコリタケ属の腹菌類の中型キノコです。「子実体」は擬宝珠形で、胞子を形成する球形の頭部(基本体)と胞子を形成しない無性基部からできています。外皮の頂部には、円錐状~いぼ状の刺が密にあり、成熟すると孔口が開きます。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ホコリタケ 2010/10/10》


《ホコリタケ 2010/10/10》

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頼成の森のキノコ(144)ホオベニシロアシイグチ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-04 12:52:04 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ホオベニシロアシイグチは夏~秋にかけて、アカマツ・コナラ林などに発生するイグチ科ニガイグチ属の中型~大型のキノコです。「傘」は灰褐色、湿った時にはやや粘性があります。「柄」は棍棒状で、白色~帯紅白色、全面に著しく隆起した網状紋があります。「肉」は白色で、変色性はありません。管孔は白色で、のちにピンク色~肌色を帯びます。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ホオベニシロアシイグチ 2010/07/23》 


《ホオベニシロアシイグチ 2010/07/23》


《ホオベニシロアシイグチ 2010/09/15》


《ホオベニシロアシイグチ 2010/10/10》


《ホオベニシロアシイグチ 2010/10/19》


《ホオベニシロアシイグチ 2010/10/19》

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イノシシ?(足跡)(富山市[大沢野町]寺家)

2019-03-03 06:01:51 | 哺乳類

天気がよいので猿倉山にブログネタを探しに行きましたが、残念ながら期待していたものは見つかりませんでした。

少し山手に入ると、山に接して開かれた農耕地の残雪の上にかなり以前の動物の足跡が残っていました。大きさや二つのはっきりした主蹄があることから、カモシカ、イノシシ、シカのいずれかです。足跡がつけれてからかなり時間が経って崩れているので明瞭ではありませんが、大きく開いた副蹄の跡のようなものが確認できるので、イノシシのものだろうと思います。


《イノシシ?の足跡 2019/03/01》


《イノシシ?の足跡 2019/03/01》


《イノシシ?の足跡(赤丸は開いた副蹄の跡) 2019/03/01》

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頼成の森のキノコ(143)ホウキタケの仲間(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-02 17:44:01 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ホウキタケの仲間のキノコは同定が困難なようで、ここでは「ホウキタケの仲間」「ホウキタケ科の一種」「ホウキタケ属の一種」とされていたものの写真を掲げました。


《ホウキタケの仲間 2009/10/02》


《ホウキタケ科の一種 2010/10/22》


《ホウキタケ属の一種 2010/10/10》

※ 今日(2019/03/02)、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。 

   1 『灯りに集まる昆虫たち』(海野和男著)
   2 『愛なき世界』(三浦しをん著)
  
 3 『犬とペンギンと私』(小川糸著)
   4 『向田邦子全集新版①』(向田邦子著)
   5 『向田邦子全集新版②』(向田邦子著)
   6 『向田邦子全集新版⑩』(向田邦子著)
   7 『向田邦子全集新版⑪』(向田邦子著)
   8 『ドリトル先生物語全集②ドリトル先生航海記』(ロフティング著)
   9 『図説マザーグース』(藤野紀男著)
   10 『せいめいのれきし』(バージニア・リー・バートン著)

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頼成の森のキノコ(142)ヘビキノコモドキ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-01 04:00:02 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ヘビキノコモドキ夏~秋にかけて、アカマツ・コナラ林、シイ・カシ林などの地上に発生するテングタケ科テングタケ属の中型のキノコです。「傘」表面は帯褐灰色~暗灰褐色で、黒褐色の「いぼ」が散在し、「条線」はありません。「ひだ」は白色で、縁部は粉状です。「柄」は灰色~灰褐色、繊維状小鱗片に覆われ、灰白色の「つば」があります。塊茎状の基部の表面に、壊れた黒灰色の「つぼ」が環状に付着するのが特徴です。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ヘビキノコモドキ 2009/07/31》


《ヘビキノコモドキ 2009/07/31》


《ヘビキノコモドキ 2009/07/31》

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