ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

♪タンタン狸の・・・♪

2018-01-26 06:50:15 | 老化現象
 ♪タンタン狸のキ○タ○は風に吹かれてゆ~らゆらー♪ ご存じ、股間にある男性の急所を揶揄した歌です。これも老化現象なのでしょうか、2~3年前から左右の大きさがどうも違うことに気づきました。痛みはまったくありません。

 以前はよく、町中にある大型銭湯(スパ?)に孫たちと一緒に行っていました。地中深く1000 mぐらいまでボーリングすると温泉が出て来ますが、それを活用して “○○温泉” と称しているところです。

 お客の中に高齢のお爺さんがいて、股間になんと拳大にまで膨らんだ袋をぶら下げていました。不謹慎ながら、そのとき思わず口ずさんだのが冒頭の歌です。因果は巡ると言いますが、他人事と笑っていた私がまさか後年そうなるとは想像さえしていませんでした。

 左右の大きさを比べてみると今では倍ほど違うようになりました。例のお爺さんの姿があんまりだったので、さすがにこれはヤバイと泌尿器科で診て貰うことにしました。痛みがないことと超音波エコー検査の結果から、ヘルニアではなく陰嚢水腫(精巣水瘤)と診断されました。単に水がキ○タ○に溜まっただけのことだそうです。

 小児なら注射針による穿刺吸引だけで治ることが多いそうですが、高齢者だとそれを何度くり返しても治らないそうなのです。
「放って置いても問題ないぐらいの大きさですが、直ぐに手術にしますか? 下半身麻酔での簡単な手術で、5日間の入院で済みます。」と、やはり手術を勧められました。
「5日間(の入院)ですか、・・・その間は禁煙ですよね?」
「そうなります。ここは敷地内、全館禁煙ですからねぇ!」
「それならしばらく様子を見ることにして、もっと酷くなるようだったら改めてお世話になります。」

 断じて、手術を恐れたわけではありません。長時間に亘り行動の自由が効かない入院の方が嫌だったのです。逆説的ですが、行動の自由が効かないとは、アルコール依存症(アル症)者が苦手とする “空白の時間” と実質同じことだからです。

 断酒歴が4年超となり、かつては2年間の禁煙も経験しているのですが、それだけにどうにもならない “空白の時間” は今でも苦手としています。つい2、3ヵ月前に大腸ポリープ切除術を受けたときも、たった1日の入院に我慢できなくなって看護士と一悶着を起こしてしまいました。

 こんなことを泌尿器科医に説明しても、話がややこしくなるだけです。悪性ではないと言われた途端ゲンキンなもので、咄嗟にわかりやすい禁煙問題に言い替えたつもりでした。やはりアル症者の条件反射なのでしょうか、我ながらバカ正直丸出しの言い逃れだったと呆れるばかりです。



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