ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

出任せでやるウソはダメ!

2019-10-18 05:55:34 | 病状
 先日、3ヵ月に1回の定期的予約診療のため県立○○病院の内科に行ったときのことです。

 2年に1回は定期的に大腸内視鏡検査を受けるよう言われていたので案の定、その話になりました。前回の検査まではその場でパソコンから検査予約ができていたのに今はそれがなく、消化器センターで改めて検査予約するシステムに変更されていました。

 で、内科の診察後に消化器センターに行って検査予約を取ることに。消化器センターでは小1時間ほど待たされました。やっと診察室で1週間後の午後に検査予約が取れ、続いて看護師から注意事項の説明を受けることになりました。

 これまで私は大腸内視鏡を4回経験しています。検査前日の厳しい食事制限や当日の辛い下剤服用は経験済みで、それなりに工夫すべき点もわかっていたので説明など不要と思っていました。それに何よりも、絶食のまま午後の検査まで待たされることに不満タラタラでした。

 私が気乗りしていないことを雰囲気から見て取ったらしく、看護師の方も事務的に早く済ませてしまおうと少し苛立っていました。

 説明を一通り受け、必要書類に署名を済ませたとき、私は思い切ってこう尋ねてみました。

「以前は確か、午前中の検査だったですよねぇ?」
「胃の内視鏡は午前中ですが、大腸内視鏡は午後だけです。」と、看護師。
「えっ、そんなことないはずですよ。今まで4回も(検査を)受けてきたのに・・・」
「10年間ここで勤務していますが、大腸内視鏡が午前中ということはありません、午後だけです。」と、再びキッパリ。
「午後まで絶食なんて拷問ですよ! 患者第一ではなく、これじゃー医者側の都合第一じゃないですか?!」と、やや感情的になってこう反論してしまいました。

 以前検査を受けたときは、確かに午前中だったという具体的エピソードが喉まで出かかっていたのですが、どうしても思い出せないもどかしさがそう噛み付かせたようです。

 さすがに彼女はこの言葉に切れたらしく、私に書類を手渡すとさっさと席を立って行きました。感情的になった彼女の後ろ姿を見てやっと、初めて大腸内視鏡検査を受けた5年前のことを思い出しました。

 5年前のその日、午前中に大腸内視鏡検査を受けた後、AAのミーティングに出るため三宮に向かいました。そのミーティング中、検査で受けた強いストレスからか、激しいドライドランク状態を経験していたのです。

 患者から苦情を言われるのはいつも看護師で、その辛い立場には同情します。いくら神経を逆なでされてのことだったとしても、だからと言って看護師が患者に出任せでウソをついてはいけません。益々、私の腹の虫が治まらなくなりました。

 会計で支払いを済ませた頃になって、これは是非とも病院側に知らせておくべきと思いました。先ず行ったのは消化器センターの受付です。そこでは多忙を理由に埒が開かなかったので、已む無く、次に病院の苦情窓口に行くハメに。

 その結果、病院として厳重に注意しておくという月並みな回答に加え、病院の移転問題でスタッフが多少浮ついているという意外な釈明も受けました。

 この釈明から、少なくとも消化器センター内では移転がらみで何か人事問題を抱えているらしい、そう私の方は受け取りました。そんな問題を抱えていては、いつ医療事故が起こらないとも限りません。間近に迫る大腸内視鏡検査の辛さに怯え、ついそんなことまで考えてしまいました。

 この大腸内視鏡検査の辛さの件、かつて2度もこのブログに書いています。肝腎な時にそんなことさえ思い出せなかったなんて、私の頭は一体どうなっていたのでしょう? こっちの方がむしろ問題ですよネ。


大腸内視鏡検査については、次の記事もご参照ください。
断酒中のハイテンションは危ない!(ドライドランク)』(2014.9.06投稿)
患者説明文書はよく読んで!』(2017.11.14投稿)



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コメント (2)
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