ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

デマはやはりクチコミが一番効く?

2020-02-28 06:04:31 | 世相
 クチコミというのは、身近な人が直に口から伝える生々しい情報だけに抜群の宣伝効果を発揮します。もちろん、本当のこともあればウソのこともあります。

 先日、AAのミーティング前の雑談で、60代の自称元共産党員 M 氏がこんなことを言い出しました。

「安倍(首相)は大ウソツキですよ。宇野宗佑のときよりもタチが悪い。宇野は(首相を)直ぐに辞任したので、まだ安倍よりマシだった。」
“桜を見る会”への追求に見苦しい答弁を続ける首相をからかっての悪のりでした。
「へぇ~、ウソで辞任した首相がいたんですか?!」と、これを聞いた50代そこそこの F 氏がこう合いの手を入れました。

 宇野宗佑氏とは30年前に辞任した元首相のことです。就任直後、女性スキャンダルが明るみに出たため参議院選で大敗し、その責任を取って内閣総辞職したのです。F 氏は50代そこそこですから、当時のことをよく覚えていなかったようです。

 かく言う私も、「(辞任理由は女性スキャンダルだったはず)」とは思ったものの、私の記憶自体があやふやだったので敢えてそのことを口には出しませんでした。

 思えば、これまでも M 氏は、その時々のニュースを少し捻っては人を担ごうとして来ました。

 たとえば去年の9月には、やっと廃炉の決まったスリーマイル島原発のニュースを受け、その原発が今までも半径50マイルが立入り禁止になっていただの、同時期にあった神戸の小学校教師イジメ事件についても、イジメは教組組織内の共産党系とそれ以外とのセクト争いが原因だのと、色々煙に巻いて来たのです。

 恐らく M 氏は、根っからのデマゴーグなのでしょう。事実を部分的にツギハギし、全く別の姿に見せることで政治的プロパガンダにしてしまいます。若い頃から反体制派だった人には結構こんな人が多いです。
 クチコミって、やはりアブナイ、アブナイ!

 ところで今の国会では、“東京高検検事長の定年延長問題” が新たに浮かび上がってきました。

 この前ラジオを聞いていたら、東京高検検事長の定年延長問題は行政が司法に介入するという、三権分立上とんでもない問題だと言っていました。

 検察庁は法務省の管轄下にあり、立派な行政機関と習っていただけに、この捉え方には驚きました。実はこの問題、検察側からの内部告発であったとか。それなら検察官僚が単に自分たちの既得権を死守しようと情報漏洩しただけのようにも思えます。

 これなどは明らかにフェイクニュースでは? それとも単に、私が知らなかっただけ?

 新型コロナウイルスの感染不安で国中が浮き足立っている昨今、こんなときこそクチコミでデマが飛び交います。“一息ついて 一歩引いて” デマか事実か今一度吟味してみましょう。



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