このところハッキリしないお天気の日が多かったせいか、近頃の私は物忘れ・度忘れがしょっちゅう。愈々、笑い話では済まなくなっています。
「これだけは忘れちゃいけない」と思い込んだら、そのことだけで頭が一杯。他のことに殆ど頭が回らないのです。一度にたった一つだけしか頭にない(?)これでは子どもと一緒です。
先週も、こんなドジな話がありました。月1回受診している O 医院でのことです。
我が市では、高齢者に対して特定健康診査というものがあり、無料受診票が年1回送られてきます。通常の臨床検査項目に加え糖尿病の指標 HbA1c 測定もあり、他に胸部X 線検査も無料でやってもらえます。
この健康診査は行きつけの O 医院でも受診可能なので、うまくいけば検査費用の節約になると思いつきました。
先週は3ヵ月に1回ある血液検査の日でもあったので、早速、このアイデアを実行に移してみることに。
ところが残念なことに、健診は予約なしではできないと受付で断られました。ですがそこは粘って、次回8月の受診時に先送りということで一件落着。
これですっかり安心してしまったようです。案の定、採血してもらう手はずだったこともコロット忘れ、そのまま意気揚々と診察室へと向いました。
さて、診察室に入ったら医者も医者です。HbA1c の検査時期だとはまったく眼中になかったようです。
型どおりの診察と新型コロナワクチン接種の請負いの件などを話題にした後、処方箋を発行して “ハイ診察終わり!” と相なった次第。
精算を済まして自宅に戻る途中、やっと採血していなかったことに気づきました。早速、電話でわけを話し、採血してもらいに再び O 医院へと向かいました。
再び訪れた O 医院では、「“物忘れの自覚がある内は大丈夫”! もし認知症だったら、“物忘れ” にも気づけないはずですよ」と、皆で大笑い。この言葉と笑いがせめてもの慰め、救いでした。
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