久々に、ポイ捨てゴミの話をします。場所は、ストレッチ用具が備え付けられている小さな公園。以前、その筋の人らしいオッサンの話で出て来た小さな公園です。
公園の外周を巡らす植え込みの縁に、用具説明板が4つ立ってあるのですが、その内の1つ、ぶら下がり用具説明板の脚元裏が今回の舞台です。
その脚元裏に吸い殻を、いつも隠すようにして複数本捨てている輩がいます。件のオッサンのタバコとは違う銘柄なので、どうやら犯人は別の人物のようです。
因みに、件のオッサンは最近、携帯灰皿を持ち歩いています(ご参考まで)。
私はここで股関節ストレッチをいつもやっているので、どうにもそれが気になって仕方ありませんでした。で、已む無くそれらを始末してあげていたのですが、吸い殻捨ては一向に止みません。
片づけてもらえるのならもっけの幸いと、どうやら味を占めたらしいのです。悪事は隠すに限り、人の善意はつけ込むに限る。サイコパスなのか、実に小狡くてしつこいのです。
そこで思いついたのが、“隠す” に対抗した “見える化” です。吸い殻を拾い集めてビニール袋に入れ、それをこれ見よがしに放置したままならどうなるか、試してみることにしました。
と言うのも、以前まだゴミ拾いをやっていたときに、道にポイ捨てされた吸い殻をビニールの小袋に拾い集め、道端の所々に放置して回る輩がいたのです。これ見よがしに、です。
善意でやっていたつもりらしいのですが、やることが中途半端。その尻ぬぐいをする側は不愉快で迷惑至極な思いをするだけです。それが堪らず当時の私は、渋々、それらを始末してやりました。
ふと、そのときのことを思い出し、中途半端をわざとしてみようとなったわけです。
活用したのは、かつての善意の人(?)と同様に、水漏れ防止用ビニールの小袋。どこのスーパーでもサッカー台に備え付けられているアレです。
ビニールの小袋を手袋代わりにして吸い殻を拾い集め、袋ごと見えるように説明板の脚元に置いておきました。
その後も吸い殻捨ては続き、3日間はビニール袋の中味も増え続きました。要は何事もなかったのです。
ところが、4日目になったら見事そのゴミ袋がなくなりました。誰かが片づけてくれたのです。そして、その翌日にはあの吸い殻のポイ捨てもありませんでした。
放ったらかしのゴミがどんなに不快な物か、身を以て知っているだけに半分賭ける気持ちでやってみました。それがうまくいきました。
いつもいつも中途半端なら顰蹙ものですが、たまにやる中途半端ならいいのでは? “毒を以て毒を制す”、これに味を占めてはいけませんが、ネ?!
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