ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

またまた、電子マネーカードを置き忘れ

2023-03-01 06:50:42 | 老化現象

 先日の正午過ぎに突然、家の固定電話がしゃべり出しました。
「この電話は防犯のため、会話内容が自動的に録音されます」と。
“オレオレ詐欺” を警戒してつい最近、電話器に自動録音装置を付けたのです。

 出ないでいたら電話は一旦切れ、2、3分後に再びコールしたので今度は出てみました。

 すると受話器からは女性の声で、
「コ○ヨーですけど、いつもお世話になっております。・・・」と、
行きつけのスーパーの名が。

「あっ、ひょっとしてカードの件ですか?」と私。
「そうです(笑。今度、お店に来られるときは忘れずにお受け取りを・・・」

 やはり、電話はセルフレジ機に電子マネーカード(以下、カード)を置き忘れた件でした。

「カードの置き忘れなんて、これで一体何回目だろう?
さすがに10回まではいってないものの、6、7回は確実だ。
(お金を)チャージするときは特に注意しなきゃと、
今日だって十分用心もしたし、確認もしたハズなのにこのザマだ!
愈々、お店の懲りない常習者リストに上がっているのかなぁ~?!」

 電話で、お店から忘れ物の知らせを受けたのは今回が初めてでした。

 翌日、件のカードを受け取りにスーパーへ行ったとき、40代と思しき女性店員が
「カードを忘れる人って結構、多いんですよ。
お客さんのように(カードの)裏に名前を書いてさえいれば 
必ず連絡が付きますから、持ち主に戻って来るんですが、・・・
それでもネ、万が一、カードが不正に使われたとしても、
防犯カメラが必ず犯人を正面から映しています。どーぞ、ご安心を。」

 改めて、セルフレジ機をよく見ると、機械の後方に小っちゃな防犯カメラが付いていて、“防犯カメラ作動中” と小さく書かれていました。

「ほぉ、防犯カメラねぇ、なるほど・・・」と、応じた私でしたが実は、
「(この小っちゃさでは誰も気づくはずがないし、気づかれないと
肝腎の “防犯効果” も期待できるかどうか・・・。)」と、内心考えていました。

 このスーパーの防犯カメラも他所と同じで犯行現場をただ録画するだけのもの。事前に、カードの不正使用を阻止することなどできないのです。

 やはり、カードの置き忘れは丸損すると覚悟しておいて間違いナシ。
その意味でも、高額をチャージしてなくて良かったと思いました。

 ところで、電子マネーの良さは、

 ● 小銭を準備しなくても済むところ
 ● 購買額に応じてオマケ(ポイント)が付くところ

の2つです。これらの利点を最大限活用することに加え、

 ● 買い過ぎ・置き忘れを避ける意味で高額チャージは決してやらない

を、カードを利用する上での私の基本ルールと決めました。

 さて、件の女性店員、話を神妙に聞いていた私に気づき、少しは励まさなきゃとでも思ったのでしょうか。

「もの忘れは誰にでもあることですヨ。
 何かをやろうとして(目的地に)行っても、
 (目的地に)着いたらやるべきことを忘れてた、
 なんてこと私にもショッチュウあるんですよ。同じデス!(笑
と言って、屈託なく笑っていました。

 以上、カードの置き忘れを契機(きっかけ)に、機械を介した監視社会の今ひとつ頼りない危うさ(?)を身近に感じたひとときでした。

 

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