今回も、術後9ヵ月検診に行った整形外科クリニックでの話です。
診察を終えてクリニックを出た後、偶々帰りのエレベーターで年輩のおばさんと乗り合わせました。聞けば、やはり脊柱管狭窄症の術後検診に来たのだとか。
丁度いい話し相手ができたと思ったらしく、話し好きの彼女は色々話をしてくれました。
主治医は私と同じ K 院長ですが、何でも同じ手術を2回も受けたとかで、今でもシビレ感がまだ残っているそうです。
それにもかかわらず、画像検査では何ら問題ないという診断らしく、彼女、これには少し不満を持っているようでした。
ところが話の最後に、彼女はこう言い残して去っていきました。
「元気な頃に元通り戻れるわけないし、手術前よりは随分マシだし、
あと何年生きられるかわからないし、・・・
近所の年寄り仲間といつも話しているんですよ。
たとえカラ元気でもいい、生きている内はいつでも笑って
生きて行こうとネ(笑」と、最後まで屈託のない笑いがありました。
不平・不満だらけの年寄りが多い中、身体の不調にもめげず、こんな潔い生き方もあるのです。さりげない言葉ながら、彼女の生き方には感動すら覚えました。
鍵は、彼女の屈託のない “笑い” にありました。“笑い”、これこそ是非見習わなければならないもの。諦観して生きるとは、こんな “笑い” のある生き方を言うのでしょう。
聞けば彼女、次の検査は半年後だとか。私と同じ時期なので再び会えるかもしれません。とは言っても恐らく、その頃にはきっと忘れ去られているでしょうがネ?!
ランキングに参加中です。是非、1日1回下をクリックして順位アップに応援お願いします!
クリックしますとポイント加算され、その日の順位が表示されます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます