ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

兆し・兆候 / 予兆・前兆

2018-07-24 06:35:28 | 病状
 NHKの医療情報番組『総合診療医ドクターG』、一般視聴者向けに病名推理という娯楽の側面もあり楽しめる番組です。地上波では放送が不定期なので、これが難点と言えば難点なのですが・・・。

 7月14日放送のテーマは “心筋梗塞”。厳密に言えば、心筋梗塞の関連痛がテーマでした。関連痛とは耳慣れない言葉ですが、その病気に先立って別の部位の痛みとして感じる痛み・症状のことだそうです。

 番組中の再現ビデオでは、発症の大分前から “しつこい肩凝り” に悩まされていたとか、フットサル中に “息切れ” がしてプレーを続けられなかったことなどが関連痛として紹介されていました。

 “しつこい肩凝り” で思い出したのですが、私もかつて不安定狭心症(切迫心筋梗塞)で同じような経験をしています。発症の大分前に “しつこい首筋の懲り” に悩まされ、整体師のところに何回か通ったのですが一向に善くなりませんでした。

「こういう “しつこい首筋の懲り” は、内臓の病気が原因のことが多いんですよ。」整体師からこう言われた言葉が今でも強く心に残っています。

 ところで、番組で印象的だった言葉がもう一つありました。それは “予兆” という言葉です。ドクターGが、関連痛は心筋梗塞の “予兆” だったと、しきりに “予兆” を使っていたのです。

 以前、この “予兆” という言葉が出て来なくて困ったことがありました。怒りの感情を逸らすには、その “兆し” の感覚を察知できさえすればよいという趣旨を記事にしたときのことでした。

 実はこのとき、“徴候” という言葉は出て来たのですが、病気に関係する医学用語と思い込んでいたことから相応しくないと即、却下したことを覚えています。辞書には “兆候” という字もあることに気付きもしませんでしたし、言葉は知ってはいても “予兆”、“前兆” などはすっかり記憶の外だったのです。

 番組をよい機会と思い、“兆し”、“予兆”、“徴候”の類似語について調べてみました。その結果、これらの言葉は共通して何かが起こることを予感させる現象を指す言葉で、強いて挙げれば大きく2つに分けることが出来そうとわかりました。

 兆し・兆候(徴候):
   ①ある出来事が起こりかけていると何となく感じ取れる気配
   ②すでに起こり始めたできごとの一部が現れかかっていること
 予兆・前兆:何か起こる前に先立って起こる別の具体的な現象

 記事を投稿した当時、私が苦し紛れに使った “兆し” は、どうやら “怪我の功名” だったようです。まぁ、ここは一応、メデタシ、メデタシとなりました。

 記憶のネットワークを劣化させずに維持していくには、どうしても生きた会話の場に身を置いて、その場の “気” を受取ることが必要なようです。そして、印象に残った言葉を、新たな気持ちで再び覚えていくしか他に手はない、改めてこう思わされた番組でした。

 なお番組では、“冷や汗” を伴うような異変があったら、事は命に関わる危機的な状況と言っていました。このようなときは即、救急車で病院行きと心得て置くと間違いないと思います。念のため。



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