ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

反りの合わない人

2019-04-19 06:51:36 | 雑感
 初対面のときの出来事はずっと尾を引くもののようです。

「何かあったらこの病院へ連れて行ってくれ!」と言って、初対面なのに診察券を見せた私のことがよほど破天荒な変人と思えたのか、今でもあのときの姿が忘れられないと言う人がいます。こちらとしては不安定狭心症のPCI手術直後で不安で堪らなかっただけなのですが、どうやらウマが合ったらしく以来付き合いが続いています。

 真逆の意味でこのジイさんもそんな類いの人でしょうか、かつて市役所のロビーで私にイチャモンをつけてきたキツネ目の老人のことです。

 私が偶々唾を付けて新聞紙を捲ったのがケシカランというのがその理由でした。真正面から言うわけではなく、グチュグチュ呟くように言うのです。加えて、自分が正義と思い込んでいるので堪ったものではありません。

 以来、何かに付け私をじっと監視するようになりました。あまりにしつこいので思い余って私の方から「何か用か?」と問いかけ、それから事態が少し変わりました。

 目が合ったら背けるようになったり、私の姿が見えるとコソコソ行き先を変えたりするようになりました。つまり、私と距離を置くようになったのです。ところが最近、再び距離を詰めてくるようになりました。

 市役所のロビーにはソファー席と二つの丸テーブル席があり、丸テーブル席にはそれぞれ椅子が4脚置かれています。私はその丸テーブル席で新聞を読むのを日課にしているのですが、何と最近、例のジイさんがテーブルの真向かいに席を占めて新聞を読むようになったのです。

 ジイさん、新聞で顔を隠すようにしているのですが、私の方は気になって仕方ありません。今のところ別にイチャモンをつけられるでもなく、私の方も無視するようにしています。偶々目が合うと依然として目が据わって病的な感じのままです。読み終わった新聞の第一面をめくったまま、バインダーに丸めて戻す嫌なクセも相変わらずです。

 反りの合わない人とは初対面での出来事がかくも尾を引くようです。誰とでも皆仲良くなどというのはキレイ事です。世の中、ケンカせずにそこそこ距離を置くのが精々なのです。

 市役所しか行き場所がないのは私と同じなのでしょう。さぁジイさん、これからどう出て来るつもりなのでしょう? まぁ、私としては予断を持つことなく、出たとこ勝負で行くしかありませんが。



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