座り心地は最悪ながら、結構重宝していた藤製の高座椅子が壊れてしまいました。
ネットで見つけたこの高座椅子、座面高の低さが和室によく調和して、見栄え的には満足していました。
とは言いながらこの高座椅子、脊椎狭窄症術後の腰には大層負担の掛かる酷な椅子でした。
クッションは薄っぺらなスポンジ入りの座布団一枚だけ。なるべく腰に負担が掛からないような工夫など何もないシロモノで、“安物買いの銭失い” を地で行く買い物だったのです。
さて、壊れた椅子などの粗大ゴミは、処分場まで自分で持ち込んだら無料です。その持ち込み役は相方が引き受けてくれました。そこまでは良かったのですが・・・。
「これで椅子の重さを測って!」と早速、家庭用体重計を持ってきて、こう仰る相方。
ご存じのように家庭用体重計と言ったら、野球の塁ベースのような平べったい四角いヤツ。測る対象は、人のようには二足立ちできない椅子ですし、狭い測定盤では(椅子を)乗っけるだけの広さもありません。
なぜ、椅子の重さ測定が必要か合点がいかなかった上、どう工夫したら家庭用体重計で測れるのか一向に思いつかなかった私でした。
そんな様子を見ていた相方が、再びこう仰る。
「先ず、椅子を持ったまま体重計に乗って!
・・・後から、体重分を引けば椅子の重さでしょ?!」
いゃ~、この一言の有り難さ、参りました。
応用が利かないというか、頓智が働かないというのは、こういうときの鈍い頭のことを言うのでしょう。正直、自分の “地頭の悪さ” を嫌というほど思い知らされました。
“地頭の悪さ”、そう言えば昔、幾何(図形)の成績が悪かったのはこれが原因? 納得しました。
ところで残る問題は、高座椅子の重さがなぜ必要だったのかですが・・・。
何のことはない、我が市では、無料で持ち込める粗大ゴミにも重量制限があって、機内持ち込みと同様10 kg以内が条件なのだそうです。
こんな重量制限のあること、皆さんはとっくにご存じですよネ?
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