生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

美術修行2011年5月17日(火)

2011年05月17日 23時56分53秒 | 美術/絵画
2011年5月17日-5
美術修行2011年5月17日(火)

 片山みやび展/ワイアートギャラリー(Y.Art-Gallery)/最寄りは中崎町駅。
http://plaza.harmonix.ne.jp/~artnavi/09-gpub/230529-yart-katayama.html
 日本はモンスーン気候。水は豊富。瑞々しい水彩。
 たとえば、薄茶色の水彩紙に水彩またはアクリルで、数重に重複させて薄く広げる。紙の端っこを手でちぎる。
 油絵2点も水彩的。
 
 佐古馨展「わたしのおうち」/ギャラリーH.O.T/最寄りは南森町駅。
http://galleryhot.com/present.html

 川上亜寿美展/Oギャラリーeyes。
http://www2.osk.3web.ne.jp/~oeyes/
 
 gallery collection Made in Japan -日本の現代美術-/TEZUKAYAMA GALLERY。
http://www.tezukayama-g.com/j_index.shtml
 長時間露出して光量がおおければ、写真のその部分は真っ白になる。そこにはいろいろと映っていたといっても、痕跡的にもわからない。たとえば二時間分が記録されているとしても、結果はむしろ記録が消し去られているというべき。

 難波の方へ行ったつもりが、元の心斎橋へといつのまにか回っていたみたい。そこへ雨が降ってきたので、ひょいと見るとアップルの店。雨宿り。iPad2のなかにあった「Zen Brush」というソフトは面白い。

 イェンス・ブラント展 「BRAND G-PLAYER4」/CAS/最寄りは難波駅。
http://cas.or.jp/index.shtml
 丁寧に説明していただいたが、どこがよいのかわからなかった。概念芸術が概念の操作または加工にその神髄があるのならば、概念を伝達するの便利な言語をつかえばいいと思う。
 自分はどうも、総合的芸術は苦手のようだ。たとえば詩と音楽が独立的でありつつ協奏するというのはありだと思うが。

 
 抽斗(ひきだし)展~ダブローとの決別~/アートスペース亜蛮人/日本橋商店街。
http://www.aband.jp/exhibition.html
http://kiyasumedo.exblog.jp/


 
  ↑:亜蛮人入口付近。

 
 
  ↑:画廊主さん自作の抽斗群。

 抽斗という展示方法の実験。中に隠された作品を取り出す、あるいは解放するという、どきどき感、あるいは、わくわく感。
 抽斗がそれぞれに解釈され、そこもまた面白い。正統的に?陰靡[淫靡の誤植ではありません]に楽しめるものもある模様。包みをほどく、とか、小箱入りを取り出すとか。そして、手に取ってみるという行為。楽しみ方も豊富。
 

 

 ↑:くりひろげられた、くがいゆたか氏の作品群。

 抽斗のなかでくりひろげられる、発想豊かな作品の数々。平な薄片あり、長~~い巻物あり、厚く重ねられたブツあり。
 塵を光複写するという技。配置と配色がきまっている。など、など。


エネルギー触媒機3

2011年05月17日 13時00分29秒 | 生命生物生活哲学
2011年5月17日-4
エネルギー触媒機3

http://www.energydigital.com/green_technology/e-cat-device-commercial-cold-fusion-finally-reality
に、「E-Cat Device: Commercial Cold Fusion Finally Reality?」という、John Shimkus氏による7 May 2011付けの記事がある。


http://tamekiyo.com/documents/others/ecat.html
に、それを訳した、2011年5月16日づけの為清勝彦氏による訳文
「"E-Cat" 常温核融合は夢でなく商用段階を迎えていた?」
が掲載されている。


美術修行2011年5月16日(月)

2011年05月17日 11時13分37秒 | 美術/絵画
2011年5月17日-3
美術修行2011年5月16日(月)

 gradation展/2kw galleryと2kw gallery 58/靭公園近く。
http://www.2kwgallery.com/2kwGal_crrnt.html
http://www.2kwgallery.com/2kw58_crrnt.html

 gradationはgradation(漸次的移行、段階的変化、階調)なのだが、graduationとかけていて?卒業制作展かとおもっていたら、違った。卒業者たちであった。なぜgradationという表題なのかを訊き忘れた。
 二人の作者に、どういう製作方針や意図なのかを質問できた。参考になった(感謝)。積極的な人には期待する。

 
 JR大阪三越伊勢丹にはじめて行った。
 3階ギャラリー「DMO ARTS」と6階美術画廊(「アート・ルネッサンス~美の饗宴~」)。
 6階では、アート解放区という開放的空間に、若い作家らしい5人ほどの作品が展示されていた。

 
 一つ思いついた(あるいは、或る一つながりの考え、という存在者がわたしに憑依した)。具体的対象から出発して抽象的構成にする場合、具体物が発するなんらかの性質の残滓が画面に残りやすいだろう。それは構成上、どんな意義があるのか。やはり、具体物無しから出発するほうが、創造的ではないか。具体物になんらかの美を感じて、それを表現するような物体を製作する場合、その美の構成要素を抽出することにするとして、それは或る色彩配置がもたらすパターン(模様)だとして、では、どのようにしてそれを同定するのか、あるいは抽出するのか? 最小主義的訓練をすれば、そのような抽出の技は獲得できるのか? しかし、少ない要素または物体的存在者をは配置すること、つまり画面に対して地または背景または<余白>を多くするようにすること自体がすでに大きな抽象を行なっていることである。

 ところで、painting(塗ること、面塗り)におけるdarwing(線描き)の問題設定はいかにすべきか。もっとも、物体的には筆の幅の大きさの違いという、程度の差異である。しかし、発想としては、カテゴリー的違いだろう。線を引くということと、面的に塗るということ。
 いや、そうでもないか? 地(背景)と図(要素的存在者)で言えば、面を単位または要素的存在者とし、極細線を背景とすることもできる。しかし、その場合、極細線は集まって面をつくらなければならない。すると問題は、線でもって面を構成するということの効果ということになるか。良い例として、アンス・アルトゥング Hans Harutungの「T.1962-U.6」と「T.1962-K.7」。この場合、立体的錯視の利用は良い方向になっている? しかし、立体的錯視はこの世界の三次元空間を想起させるとしたら、考え方の整合性はどうなのか。
 では、面を背景にして面を前面に配置する場合。




エネルギー触媒機2/冷融合、常温核融合、低エネルギー核反応

2011年05月17日 09時44分26秒 | 生命生物生活哲学
2011年5月17日-2
エネルギー触媒機2/冷融合、常温核融合、低エネルギー核反応

 もし冷融合的または常温核融合的で莫大なエネルギーを産み出し、かつ、放射線や放射性物質が出ないのならば、理想的なエネルギー源である。もし本当ならば、Rossi式エネルギー触媒機 Energy Catalyzerは、消費されるニッケルは豊富にある材料であり、また、もっと規模を小さくできれば、一台で一軒分の電力供給をすることも可能になるかもしれない。

 Wikipedia英語版にあるエネルギー触媒機 Energy Catalyzerという項目
http://en.wikipedia.org/wiki/Energy_Catalyzer
についての、前回
http://pub.ne.jp/1trinity7/?entry_id=3662041
の訳出文を一部訂正したものと続きとを、合わせて掲載する。

■ Wikipedia(ウィキペディア英語版)のEnergy Catalyzerという項目の訳

エネルギー触媒機 Energy Catalyzer

 エネルギー触媒機は、発明者[1]であるアンドレア・ロッシ Andrea Rossi[2]が、彼の相談相手である物理学者で名誉教授[3]のSergio Focardiからの支援を得て作られた装置である。特許申請書[4]によれば、装置は、その燃料(水素とニッケル)に蓄えられたエネルギーを、その二つの構成要素を冷融合することによって、熱へと変換〔変形〕する。なお、その結果として観察される生産物は銅である[5]。ロッシによる言明の一つは、それは冷融合ではなくむしろ、低エネルギー核反応(LENR)[6]だというものである。かなり少ない力しか生じないけれども同様のシステムは、前にForcadiら[7]によって記載された。Focardiによれば、「水素は、単純な抵抗器によって、或る温度で熱せられる。点火温度に達すると、エネルギー産生過程が始まる。すなわち、水素原子がニッケルに入り込み、銅へと変換〔変形〕する」[8]。この装置を特許とするための2008年の申請書に対して、ヨーロッパ特許局からは、特許権を与えることに関して好意的ではない準備報告がなされた。その報告は、その装置の記載は「一般的な言明〔陳述〕と憶測」にもとづいていると記しており、「記載上および実現可能性を支持するという提供された証拠上の両方で数多くの欠陥」を引用している。しかし、2011年4月6日に、一つの申請書がイタリアの特許商標局によって認可された。それは、その発明のための特許として発行されたものである[10][11]。

 1 実演と調査
  1.1 2011年1月の実演
  1.2 18時間の試験
  1.3 ボローニャでの2011年3月の試験
  1.4 ボローニャでの2011年4月の試験
 2 メディアの報道
 3 装置の評価
 4 商業的計画
 5 さらなる参照先〔See also〕
 6 文献
 7 外部リンク

 
実演と調査

2011年1月の実演

 2011年1月14日、招かれた記者と科学者に対して、ボローニャの外の工場納屋で、実演が行なわれた[12]。一時間ほど続いた実演の間、反応機は抵抗器を通過した電流で『点火』された。独立的〔実演者とは無関係の〕観察者であるLevi教授は、装置に与えられた電力は(数分間は約400ワットにまで減少したが)平均して約1 kWだった、そして装置が産み出した熱エネルギー(水を蒸発させるのに使われる)はおよそ12 kWだったと報告した。水温は摂氏20度から約101度にあがり、産出物は乾燥蒸気だったと、教授は報告した。彼は、電力利得比は約30であると計算した[13]。融合過程が起きていると申し立てられた装置部分から放出される放射線の強度が、点火の前と後の両方で測定された[14]。装置が働いていないときと『稼働』状態にあるときとで、放射能壊変速度に有意差は検出されなかった。この結果は、核融合過程および放射と物質の間の相互作用についての現行の理論的および実験的知識とは相反する。それによれば、過剰な放射が、生じるだろうし、装置から漏れることが可能であり、その後に検出されるであろう。しかし、この大変低いエネルギーについては、別の考察が適用されるかもしれない[15]。RossiとFocardi [14]による制限のせいで、ガンマ線分光検査は実施されなかった。INFNの核物理学者であるGiuseppe Levi [16]は、この実演を組織するのを手伝った。彼は、反応機は約12 kWを産み出したと確認し、また、測定可能な水素消費は無かったから、そのエネルギーは化学的起源〔由来〕のものではありそうにないと述べた[13]。

 
18時間試験

 2011年の2月10日から2月11日までボローニャで実施され、18時間続いた、別の試験〔テスト〕の後では、すべての化学エネルギー源は排除されたと言って、Leviは自身の言明を強化した。この試験では、水の沸騰に関連した疑念を避けるために、流速が増大させられた。すると、水は温度上昇したが、沸騰しなかった。この試験はLeviとRossiによって実施されたが、公開ではなかった[17]。Leviによれば、その過程は、およそ1,250ワットの電力を10分間供給された電気抵抗器によって「点火」された。入力の電力は、その後に100ワット未満にまで減少させられた。その過程を制御する電子的機器の運転維持には、それで十分であった。装置には点火前に水素が詰め込まれ、その後、水素瓶が閉じられた状態で試験が実効された。水素の総消費量は、Leviによれば、せいぜい0.4グラムであった。出力電力は、15 kWを上まわっていた。これは、およそ1GJ(ギガジュール)の試行の間に放出される総エネルギーに相当し、核エネルギー源ではないいかなる源からのものも超える電力が利用可能である。


エネルギー触媒機/冷融合、常温核融合、低エネルギー核反応

2011年05月17日 01時11分50秒 | 生命生物生活哲学
2011年5月17日-1
エネルギー触媒機/冷融合、常温核融合、低エネルギー核反応

 「Monday, May 16, 2011
  RossiのE-Cat、スペイン語のWikipediaの項目に」という記事、
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/bernardtezzler
で知ったが、英語版のWikipedia, the free encyclopediaに「Energy Catalyzer」が出現していた(2011年5月17日0:05 確認 confirmed)。

 「Energy Catalyzer」掲載のWikipediaの網頁は、
http://en.wikipedia.org/wiki/Energy_Catalyzer
(受信:2011年5月17日)
である。
 日本語版のウィキペディアには、Energy Catalyzerの項目は見当たらない。
 三回くらいに分けて訳出することにした。

=== ウィキペディア英語版の訳(1/3) ===

エネルギー触媒機 Energy Catalyzer

エネルギー触媒機は、発明者[1]であるアンドレア・ロッシ Andrea Rossi[2]が、彼の相談相手である物理学者で名誉教授[3]のSergio Focardiからの支援を得て作られた装置である。
特許申請書[4]によれば、装置は、その燃料(水素とニッケル)に蓄えられたエネルギーを、その二つの構成要素を冷融合することによって、熱へと変換〔変形〕する。なお、その結果として観察される生産物は銅である[5]。
ロッシによる言明の一つは、それは冷融合ではなくむしろ、低エネルギー核反応(LENR)[6]だというものである。
かなり少ない力しか生じないけれども同様のシステムは、前にForcadiら[7]によって記載された。
Focardiによれば、「水素は、単純な抵抗器によって、或る温度で熱せられる。点火温度に達すると、エネルギー産生過程が始まる。すなわち、水素原子がニッケルに入り込み、銅へと変換〔変形〕する」[8]。
この装置を特許とするための2008年の申請書に対して、ヨーロッパ特許局からは特許権を与えることに関して、好意的ではない準備報告がなされた。その報告は、その装置の記載は「一般的な陳述〔言明〕と憶測」にもとづいていると記しており、「記載上および実現可能性を支持するという提供された証拠上の両方で数多くの欠陥」を引用している。
しかし、2011年4月6日に、一つの申請書がイタリアの特許商標局によって認可された。それは、その発明のための特許として発行されたものである[10][11]。

 1 〔公開〕実演と研究
  1.1 2011年1月の実演
  1.2 18時間の試験
  1.3 ボローニャでの2011年3月の試験
  1.4 ボローニャでの2011年4月の試験
 2 メディアの報道
 3 装置の評価
 4 商業的計画
 5 さらなる参照先〔See also〕
 6 文献
 7 外部リンク

               〔2/3につづく〕