2月上旬の土曜日のことです。今回も立石から向かう計画を立てるも、案の定朝になると面倒になって。お昼を大分過ぎてから自宅を出立し、15時22分に到着して列の4人目に。それから、15時32分に店主さんが出勤すると、6人目が16時03分に、12人目が16時33分に来店。そして、17時時点で18人が、17時30分時点で46人がそれぞれ後続に続きました。結局、17時33分に開店した際には、後続に48人、つまり52人の行列が形成されていました。その後、17時35分に入店すると、17時48分になってラーメンが配膳されました。なお、年末遭遇時、14時から並んでいたというこの日も先頭にいた方は、開店直前に、特に親しい訳でもなさそうだった、2番目の位置の方と何故か順番が入れ替わっていました。
大豚、野菜大蒜脂。
麺。
珍しく約1分間隔で2回に分けて鍋に投げ入れられ、最初からだと7分強を過ぎた頃から取り出され始め、2分弱を要して6つの丼に振り分けられました。
これまでに比べて、表面に凹凸が目立ち薄い形状に思いました。加水率の高さを窺わせるぷにゅぷにゅとした口当たりが、時折見せるもちっとした食感を上回り、プチっと千切れて脆さをも感じさせて。かなり軟らかく思いました。数日前に、製麺機の切刃にアクシデントが発生し、応急処置を施して営業する、との告知があったのですが、その影響があったのかも?
唐辛子と、丁度良い量を振りかけることのできた胡椒。
ピンっと張ってシャキッとした歯応えのもやしと、色鮮やかなほっこりとしていたキャベツ。
豚。
一噛みすると、いくつかに、繊維方向に沿って分裂した赤身主体の豚は、端っこの部分でした。
タレの味が奥まで染みた、みっちりとした肉質の赤身のところどころに、とろっとした脂身。
噛み応え強めでややドライな舌触りも、口の中では容易に崩れた豚。
ゴツゴツとした歯触りの赤身と、漬けダレを携えたとろとろの脂身。
切り分けた際に発生したであろう、主に脂身の破片もおまけのように。
スープ。
主張抑えめな醤油が、豚と脂による豊かな旨味とともに、幾重にも重なると同時に調和の取れた味の層を形成していました。
キリっとした、刺さるような辛さのあった大蒜。
固形脂は、背脂にほぐされた豚がとても高い比率で混じって、ザラザラとした感触を持ったもの。
およそ14分で完食し、次々ロットの麺上げ開始間近の店主さんと助手さんにご挨拶し、店外で待つ48人を横目に退店しました。
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