京成立石で酔いが回ったことも手伝っての予定外の途中下車。13時過ぎの到着で行列は25人、40分程待って食券を
購入、さらに5分で入店。そして入店から10分で約2年振りのラーメンが配膳されました。

大ラーメン、野菜大蒜脂。

大蒜はかなり多めで、口の中でしっかりその形状を感じる角が立ったもの。

お願いした脂はプルンっとした固形脂。

しっとりとしたほぐし豚も。野菜と絡めるのに最適ですね。

ホクホクとしたキャベツよりもシャキッとしたもやしの存在が際立つ野菜。

口に含むと液体油が一気に口の中に広がって膜を張るイメージの、液体油の存在が前面に出たスープ。確かに豚出汁と調
味料による円やかさもあったのですが、油に打消されてしまったのか、想像していたよりも軽いと感じたのも事実です。
このあたりは、松戸駅前店のスープはコク深い重厚な、所謂乳化スープという先入観があったせいかも知れません。その
証拠に、固形物を完食後、口を直接丼につけて二口三口と飲んでしまいました。

豚は3つ。

しっとりとした赤身メインの豚。

脂身の量はそれほどではないのですが、赤身が旨味エキスを内包しているので柔らかく、パサつきなどは一切ありません
でした。

端豚は、少し繊維を感じる力強いもの。

麺量はこの位です。

液体油たっぷりのスープをしっかりと纏い、太めに感じた麺の表面はヌメッとした触感。

柔らかめの茹で加減も、歯を入れるともちもちっとした感触が伝わってきました。越谷店のさらに上を行くもちもちさで
した。

お試しでカエンペッパーを。想像していたよりもかなり丸みを帯びた辛さで、カレー粉よりも穏やかだなと感じた位でし
た。

ブラックペッパーも。こちらは安定の美味しさ。他店でも是非置いて欲しいです。

13分程で完食。油の存在が強く印象に残り、前回食べた三田本店のラーメンに似ていると感じました。さすがに私でも
越谷店や神田神保町店とは異なる方向性であることは分かりました。二郎でも店舗によって、いろいろな特徴があるので
すね。お店を出ると、アルコールが抜け切らない状態で本来の目的地へ向かいました。
