1月中旬の土曜日のことです。前日までは京成立石から向かう計画も、いつもどおり朝になると億劫になって直行することに。ラストオーダーの時間である13時50分直前の13時40分に到着し食券を購入すると、6人の行列の最後尾に。
それから、13時51分になって大きな眼鏡が特長の女性助手さんによって、閉店となる旨が告げられ券売機の電源が落とされました。その後も、確認できただけで3人が訪れていましたが、残念ながら。
そして、14時03分になって店主さんから呼び込まれて入店し、休憩を終えたベテラン助手さんのサポートのもと、14時11分にラーメンが配膳されました。
ラーメン大、野菜大蒜脂+麺増し(500g)+限定①(ポン酢)。
新年最初の一杯ということに加えて豚増しが売切れだったこともあり、久し振りに麺増しを。
麺。
7分前後の茹で時間だった麺は、1分強を要して4つの丼に振り分けられました。
伸縮力を備えていたことでしなやかな特性を有し、もちもちとした食感を伝えていました。
卓上の調味料から唐辛子と黒胡椒を選択。
キャベツ高騰のあおりを受けて白菜が混じった野菜は、野性味を持ったもやしがホクホクとしていました。
豚。
ボロボロっと崩れる赤身の間には、トロンっとした脂身。
ほぼ赤身が占めるも、噛み締めるとジワーっと旨味が染み出してきました。
切り分けた際に発生した切れ端も入れてくださいました。
スープ。
最初は、言われなければ分からない位に酸味と塩気が増す程度で、普段の厚みある甘みに満ちた味わいが勝っていましたが、レンゲを何度か口に運んでいると徐々にポン酢の風味が強まるも、主張し過ぎるところまでには至らず、後味をサッパリとしてくれるイメージ。なお、追加のポン酢(別皿)は当初からのものと比べて安価の物だそうで、あくまで酸っぱさを増す為に、という位置付けとのことでした。
珍しくべっとりとした具合の大蒜は、特有の風味は控えめ。
青ネギが散らされた固形脂は、甘じょっぱく味付けされた、プチプチと弾ける背脂にほぐし豚が混ざって。
店主さんからの麦茶。
およそ12分で完食し、前日までの排管トラブルの詳細を教えていただき、退店しました。