ここからは令和6年のことです。
1月の年始休暇2日目に訪れました。正月と言っても特に用事があるわけでもなかったので、元日から営業しているこちらへ。告知された営業時間終了間際の14時59分に到着すると、店外
の行列は62人。
それから、稲田堤の有名ラーメン店の関係者と思われる2人組が15時56分に、超常連らしき方が16時17分に、それぞれ列に接続した後、16時28分に入店し、16時45分にラストから2ロット目の最後として、ラーメンが配膳されました。なお、全ての調理が終了した16時55分に閉店となりました。よって、事前告知のとおり、所謂宣告は行われませんでした。
大豚入り、野菜大蒜脂。盛付は全て店主さんが担当。
麺。厨房内からは助手さんの「増し」という言葉が聞こえてきました。
およそ7分間の茹で時間だった麺は、2分弱を要して6つの丼に割り振られました。また、硬め申請の1杯分は、それより約1分間早く鍋から取り出されました。
平たく太い、ゴワっとした食感で強い噛み応え。
その特徴は、時間が経過しても変わらず。
卓上の黒胡椒と一味唐辛子を。掛け過ぎてしまいスープに混じり込んでしまったので、次回からはもっと慎重に取り扱おうと。
程よく火が入って時折バリっとした音を響かせる、キャベツの比率が高く、自ら甘みを発していた野菜。
豚は小振りなものが5つ。
液体化一歩手前の脂と、箸で持ち上げるとあっけなく崩れてしまった赤身。
赤身はカチッとして、歯応え強め。トロットロの脂身は分離してしまい。
脂身はもちろん、赤身も舌の上であっという間に消え去ってしまった豚。
赤身主体ながら、ふわっとした舌触りを持っていた豚。
少しの荒々しさを有していた端豚。
ゴロっとした破肉すらも軟らかく。
色合い程には醤油が主張せず、塩気は丸みを帯びて、奥深い旨味、豚の残像がくっきりと見える、ことを強く感じたスープ。店主さんと某有名ラーメン店の関係者の方との会話に拠れば、豚肉はそんなに増やしていないが、骨の量をかなり増やした結果とのことでした。
へばりつくように盛付けされた大蒜は、食後も香り立って。
寸胴からお玉を使って掬われた固形脂は、大きくプルッと揺れる背脂。参考までに、カラメは足されず。
およそ16分で完食。長時間に渡る営業にも関わらず、疲れた様子一つ見せない店主さんにご挨拶し、退店しました。
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