秋分の日の振替休日のことです。午前中は都内で月一恒例の所用を済ませ、店頭には12時13分に到着。そのまま食券を購入すると、列の15人目に。この日も、柏の葉時代からのベテラン女性助手さんが不在ということもあってか、回転は遅めで、後続に7人が続いた12時46分まで入店を待つことなり、12時58分になって注文の品が配膳されました。
ラーメン大(限定④旨辛つけ麺)+豚増し、野菜大蒜脂。着席すると、店主さんから「今月2回目?珍しいね。」と声がかかりました。
麺丼。
事前に、大きな眼鏡がトレードマークの女性助手さんが外に出て注文を取っていたこともあって、恐らく、入店時には茹で始められていた麺。ラーメン用2杯もつけ麺用3杯も、茹で時間に変わりはありませんでした。
グニッとして弾力が強く、上下の歯を押し返すよう。汁に浸してもその特徴が変化することはなく。
つけ汁丼。前回に引き続き。
野菜は、咀嚼するとギュッという音を発するこんもりと盛り上がった部分と、
しんなりと変化して互いに絡みつくように存在していた丼に沈んでいた部分。
豚。12時40分頃、券売機が操作されていましたので、その時点で豚増しは売切になったのだろうと。
パラパラと口の中で細かく崩れた豚。
色の濃い部分に、ボソッとした感触を感じた豚。
脂身は見当たらずも、ふわふわとした口当たりの赤身の外周には、トロンッとした脂身。
パサつくことなく、舌の上で溶けるようだった赤身。
滑らかにすら思う食感を持って軟らかな赤身。どの豚も、他店では得られない、唯一無二の魅力を堪能できました。
つけ汁。調理工程を観察していると、お酢とラー油と花椒?豆板醤?が入れられていたようです。
初めはラー油による辛さと油感、次にラーメン同様円やかな旨味を、最後にお酢による酸味を感じることがで出来、それぞれの調和が取れて、どれかが突出することはありませんでした。
奥ゆかしい辛さで、さわやかさを与えてくれた大蒜。
味付けされた背脂に、粗挽き唐辛子と青ネギが塗されて。
麦茶。氷で冷えているので、暑い日にはありがたいです。
およそ11分で完食し、次ロット分の盛付作業中の厨房内に向かってご挨拶し、11人の行列を横目に退店しました。
周囲には、「仕事できない」か「人間性最悪」のどちらか、もしくは両方だと思われているから、気を付けた方がいいよ。