一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン二郎桜台駅前店

2020年09月20日 20時00分00秒 | ラーメン二郎桜台駅前店

地下鉄成増駅から副都心線と西武池袋線を乗り継いて西武池袋線桜台駅へ。15時過ぎの時点で店外待ちは5人と、先週に比べるとかなり落ち着いた混雑具合でした。並び始めから程なく入店、到着からは約15分で注文の品が配膳されました。

 

小ラーメン、大蒜脂。

 

麺量はそのままでも少なめでも、あまり変わらないのかも知れません。隣席の、麺少なめ野菜のお客さんの丼の方が明らかに標高が高かったからです。

 

やや縮れの強い麺は平たく、表層深層ともに均一の茹で加減で軟らかめ。

 

ただ噛み締めた際のムニュッとした食感も持ち合わせていました。

 

豚は2つ+α。

 

全体にタレの味が良く染みて濃い目の味付けの豚は脂身はトロっと。赤身はカチッとして噛み応え十分。

 

表層にタレが染みた跡がくっきりと残る脂身と軟らかな赤身とプレーンな脂身が美しく層を成す豚。

 

トロットロの脂身を食べると幸せな気分になれますね。

 

ややクタ傾向も歯応えも確かに残る野菜はスープとの絡みが抜群でした。

 

細かく切られて辛味の強い大蒜は多め。

 

プルプル脂は味付きで野菜との相性は抜群。野菜も増しておけば、と思わせるものです。

 

ポタ感のあるスープは脂の甘さと豚のコクを豊かに漂わせながら、醤油の塩味もしっかりと伝えるバランスが取れた仕上がりなので、丼に口を付けてゴクゴクと飲めます。ただ、沈んだ具材を丼底から持ち上げようとすると、表面を覆う油膜に阻まれたような抵抗感を覚えたこともあり、濃密さも持ち合わせていたように感じました。

 

攪拌すると表層の下に存在する醤油感がより鮮明になるかと想像したのですが、あまり変化はありませんでした。

 

10分弱で完食。本当は平日昼の部限定の油そばを食べたいとの願いを持っているのですが、バランス型乳化スープの魅力につられ、その願いが叶わないと分かりつつも、ついつい足が向いてしまいます。
食前食後にお店近くの公園のベンチに腰掛け、休憩を兼ねた時間調整をしていると、ウォーキング途中の某有名ブロガーさんがお隣へ。写真でしか見たことはありませんが以前に比べかなりスリムな体型へと。私も元120kg超男、自然と頬は緩み満たされた気分に。都合1時間は滞在していたようでしたが、閉店時間まで30分を切った頃、意を決したように桜台駅前店内へと消えていきました。

 


中華そば べんてん

2020年09月18日 20時00分00秒 | 中華そば べんてん

店周辺をぐるっと一回り、成増って飲み屋さんも多い街のだなぁと思いながら、12時50分頃に11人で構成された行列の一員へと。約25分後に入店し、このペースなら3連食も可能かな?などと考えていると、未だ店外で19人がラーメンの配膳を待つ13時21分に宣告となりました。

 

冷やし塩油そば、中盛り。潔い見た目です。注文は、塩ラーメンの食券を購入し、助手役を務める息子さんに麺量を聞かれた際「冷やし油そば、中盛りでお願いします。」と。

 

水道水で締められたことと油が回し掛けられたからか、艶やかな表面。具は全て丼底に隠れています。

 

そのまま口に含むと、確かに油が絡んでいることが確認出来ました。ただ、何味の油だったかまでは・・・

 

表面はツルっとして、噛み切ろうとする行為に対して反発する力が強く、シコシコ感が際立つます。

 

塩ダレは分量が少ないからかブラックペッパーの効きは優しめ。塩の主張も見た目の黒っぽさのとおり、醤油の存在と拮抗して控えめでした。

 

チャーシューは短冊切りに。冷えていてもしっとりとして軟らかさは健在。

 

コリコリメンマ。

 

水分を吸ってペニャペニャになった海苔。

 

ネギと鷹の爪は多めに入れられていました。

 

レンゲも使ってよくかき混ぜました。

 

先週食べたとしおかの油そばに比べて、塩とブラックペッパーの力が抑えられた故の角の取れた塩味が印象に残る味付けに感じました。

 

忘れずにスープ割りをお願いしました。すると、麺があっという間にプツンッと千切れる状態の軟らかさに変化しました。繊細なんですね。

 

塩ダレに魚介の豊かな風味が加わり、油そばが全ての基礎となる絶品スープの特長が全面に出た塩ラーメンに。

 

12分程で完食。油そばを注文すると、スープ割りを頼むことで2種類のラーメンを楽しむことが出来、お得感があります。次回は、温かい油そばを。

 


中華そば べんてん

2020年09月16日 20時00分00秒 | 中華そば べんてん

ここからは、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、及び北海道で継続されていた緊急事態宣言が解除された日以降のことです。

5月の最終土曜日、電車を乗り継いで11時40分頃店頭に到着し、21人という想定内の行列の最後尾へ。その後の列の延びは鈍く、12時40分頃に退店する際には、11人へと縮んでいました。

 

塩ラーメン、中盛り。12時25分には入店、その5分後には店主さんと息子さんのコンビにより調理された一杯が配膳されました。尚、配膳を待つ間、隣席の常連さんと店主さんが、ラーメン二郎桜台駅前店の営業状況について話をしていたのが耳に入ってきました。他店の状況も参考にしながら、より良い営業環境を模索しているのかもしれません。

 

表面はツルプルンッとして歯を力強く入れるとプッツンと千切れるも、噛み切り難さに繋がるモチモチさを備えた麺。口に運ぶと、食欲をそそる香りが鼻腔に届くと共に、咀嚼する過程で見た目以上の太さを感じます。

 

黒胡椒を振ると相乗効果で小麦粉の風味が増し、麺の美味しさが引き立ちます。

 

薄切りながらもトロっとした脂身とサシが入って肉汁をたっぷり内包して軟らかな赤身。

 

醤油のものに比べて白濁気味のスープ。

 

魚介の風味は香るもそれと動物系の旨味は奥の方に隠れがちで、含む度に塩味が穏やかに増してきます。また、飲み終えても塩の残像が舌の上に暫くの間残りました。

 

薬味と混ぜると、強めの辛さが加わりました。

 

やや甘めの味付けでコリコリとした食感のメンマ。

 

磯の香り漂う海苔はスープを吸ったからか味付け海苔のように。

 

薬味は、小口切りネギと生姜と唐辛子。提供直前に厨房内から熱した油を垂らしたことによる、ジュッいう音が聞こえてきました。

 

としおかのペースト状の辛味調味料よりも、辛さは直線的に突き刺さります。

 

9分程で完食。としおかの塩ラーメンとの違いは、これは他メニューも含めてですが、塩味の支配力が控えめな(薄めの味付け)故に円やかさ(優しさ)が強調された仕上がりというところだ、と感じました。

 


ラーメン二郎桜台駅前店

2020年09月14日 20時00分00秒 | ラーメン二郎桜台駅前店

3店目を京急川崎店にするか荻窪店にするか最後まで迷って選択したのはこちら。15時過ぎに到着すると19人の行列も、予想どおり約40分で入店となり、その10分後には、店主さん麺上げによるラーメンが配膳されました。

 

小ラーメン、大蒜脂。

 

縮れ強めで口の中に運ぶと平べったさの伝わる麺は、軟らかめの茹で上がりで弱めながらモチさも。

 

そのままでも量はそれ程多く感じませんでしたので、少なめにしなくとも無理なく食べ進めることが出来ました。

 

豚は大小3つ。

 

表面が食欲をそそる飴色に色付いた脂身はトロっと、赤身は角煮のをより硬くして筋線維の存在を強調させたような肉質の豚。

 

タレの味が全体に良く染みていました。

 

零れ落ちたおまけのような豚も変わらずの美味しさ。

 

色鮮やかなキャベツの比率が非常に高い野菜は、シャキシャキ感が残り食べ応えがあります。

 

脂と言うよりも豚カスと言った方が相応しい固形脂は甘さを与えるもの。

 

強い辛味を感じた大蒜はかなり細かく刻まれていました。

 

脂が直線的に舌に突き刺さるも確かに醤油の存在感が伝わり、後味に塩味が残ってキレも持ち合わせた乳化スープは、丼の深層部ではより醤油の存在が色濃く表れていました。個人的経験からのこの日の乳化度は、野猿街道店2そして荻窪店の次に位置する、醤油との共存型乳化スープかなと。

 

穏やかな雰囲気漂う店内で8分程で完食。乳化スープを意識して最初に訪れた二郎での一杯に、スタンダードなものがよりその長所を堪能出来るのだと再認識させられました。私が退店する16時丁度に宣告となったものの、まだ20人以上は入店を待つ中、帰路に就きました。

 

この日が父の命日だったことに、しばらくして気が付きました。生前、何の親孝行も出来なかった上、大切な日にお線香の一本すらあげられなかったとう体たらく。はぁ~。


自家製中華そば としおか

2020年09月12日 20時00分00秒 | 自家製中華そば としおか

冷やし油そばを食べ終えると直ぐに20人に伸びた行列の最後方へ、12時32分頃のことです。その後、1時間強で入店しさらに17分後にラーメンが配膳されました。尚、13時27分頃に宣告となりましたが、予想していたよりも遅いな、というのが正直な感想。当初より連食のつもりでしたので、9時過ぎにはお店に到着する計画が寝坊により2時間近く遅れ、連食断念も覚悟したのですが一安心。

 

ラーメン玉子、中盛り。「濃かったり薄かったりしたら言って下さい。」とのお言葉とともに。

 

約5分茹でられた後、美しく畳まれて登場。

 

シコシコとして反発力豊かな麺は、表面がツルっとした触感でストレート形状の為か、スルスルと吸い込まれていきました。

 

先ほど冷やしを食べたからか余計にそう思うのかも知れませんが、モチモチさは健在も、軟らかめに感じました。

 

今回も黒胡椒を使用、やっぱり合いますね。個人的に最強の調味料という認識です。

 

ほんの少しトロみがあって、べんてんとは違って動物系の重厚さはかなり控えめなスープは、醤油味に負けない魚介の香りと旨味豊かな味わい。レンゲだけでは収まらず最後は丼に直接口を付けて。ただ舌の上に僅かに、醤油が焦げたような苦味が残りました。

 

丼底には小口切りのネギがたっぷりと入れられています。

 

盛り付け前にタレにサッと漬けられたチャーシューは、温められた効果もあってか脂身はトロットロで赤身も軟らかジューシー。このクオリティなら有料で追加するのも有りです。

 

ちょっと辛味もあるメンマ。

 

玉子は味染みの良さが伝わってくるビジュアル。

 

味玉50円はお得感がありますね。

  

お箸で2つに割ると、食欲をそそられる濃淡のある黄身が姿を現します。

 

半熟状態の黄身までしっかりと味が染みています。

 

磯の香り豊かな海苔は麺をクルッと巻いて。

 

全ての基本となるラーメンを10分程で完食。土曜日の並びはどれだけキツイのだろうと身構えていたのですが、感覚が麻痺しているのか、この日+α位の並びならば土曜日の神田神保町店に慣れた者からすれば許容範囲内。3時間の滞在で絶品ラーメン2杯を堪能出来るのなら、今後も定期的に訪れたいと考えながら次の目的地へ向かいました。