もうすでに私の師匠は天の風になり、昨年亡くなった楽正師と
「やあ~あんさんも(貴方も)来はったんですか、ほんなら久し振りに道行でもしまひょか」何てあの世の舞台で舞っているのではないかと追憶の念にかられる。
「すんまへん、何やら下界ではわての7回忌やらをしてくれているのでちょっと寄って来ますわ、わての弟子は個性的な子が多いよってにな~」と写真を見上げると師匠の声が聞こえてきそうな気がした。
今日は山村若津也七回忌法要の儀がお稽古場のある自宅で行われた。
お家元様(山村流六世宗家)初め皆様の心の中には懐かしい師匠の思い出話に花が咲きあっという間に時は過ぎ
お客様の帰られた後は、懐かしい仲間達との取り留めない語らいがきっと誰よりも師匠への手向けになったのではないかなと思った。
「もう、これで良いですよね~少し師匠離れをして、でも!何時までも私の心の中には永遠に消えない師匠への思い出を持ち続け、人生をステキに生きて行きたいと思っていますよ~もちろん!大好きな舞も条件が許す限り頑張りますね」
七回忌を終えほっとする反面、空虚な状態は何だろうね。???