夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

頑張ってる襲名披露の舞台

2012年09月14日 | 舞台鑑賞

朝、夫どっこいがデーサビスに行く迎車を見送り、昼の部の松竹座へ
襲名披露となるとチケット代も馬鹿にならないくらい高いので2階の10.000円の席に座る。
(これが良く見えるの、満足々)

勘九郎丈襲名披露の昼の演目(昼の部)

   ● 
妹背山婦女庭訓(三笠山御殿)

    ●俄獅子(芸者と鳶頭との粋な舞踊)
    
    ●団子売(団子売の夫婦での軽妙な舞踊・襲名口上を盛り込む)
  
   ● 瞼の母

それぞれ、つつがなく良かったし頑張っていた、若手に加えて橋之助と翫雀

妹背山でのお三輪の七之助の綺麗さや勝気さ、情熱そして恋への執念は
怖いところでもあり可愛らしさが良く出ていて良かった。

御殿で官女にいたぶられているのを観るにつけて、世間でいじめ問題が取り出さされている昨今を思い出し、感慨無量。

団子売りは個人的には大好きな舞踊であり、兄弟の舞台だけに息はピッタリでした。
口上もあり、勘九郎の女形は清潔感あって良かった。

瞼の母の忠太郎役も色々な人、最近では獅童丈で拝見したけどそれぞれ良さがあり、
今回も勘九郎さんにも良く似合っていたが母親役(玉三郎)で芝居が軽くなるのが、
ちょっと残念。
小山三さんがしっかりと舞台されていたのが驚いたり微笑ましかったり、そして舞台が華やかになりましたね。

しいて言えば大向こうや拍手が少なかった(大阪には馴染みが少ないからかも~)
くさい?ところが無かったり(笑)~(勘三郎丈は上品にお上手)

でもすっきりして良かったかもしれないわね。