黒鉄重工

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8/4 帰省するついでにちょっと遠回りして飯田線に乗ってくる旅 その1

2010-08-10 23:15:17 | 旅行・イベント記
どこかおかしいですか?帰省で乗る路線が東海道線経由がちょっとだけ寄り道したいがために中央・飯田線経由に変わっただけですよ?
・・・という冗談は置いといて(冗談じゃない寄り道ですがw

神奈川の下宿から静岡の実家に真っ直ぐ帰るのはつまらんなぁ、というのが発端。飯田線を選ぶのにもそう時間はかかりませんでしたw
初めは2日仕立てで1日目は富士急、2日目は飯田線というのもありましたが、お金ない、時間も無いということで安く済む飯田線のほうを今回は選びました。





189系あさま色の夜行快速「ムーンライト信州」。まずはこれに乗って松本駅を目指します。朝(というより未明)に松本に着くのでその後の飯田線の旅を一日存分に楽しめます。

ところでこういう夜行列車って、寝なきゃというまともな思考と、夜行列車で寝るなんてもったいないという本末転倒な思考との葛藤がありませんか?



結局1~2時間程度寝たところで目が覚めてしまい、長時間停車では外に出て写真とってました。富士見駅にて。



塩尻駅にて。



寝不足のまま松本駅に到着。それでも未明の松本駅は程よく涼しくて眠くなることはありませんでした。



ML信州の到着が早すぎてまだ他の電車が動いていないので、しばらく暇を潰す必要があります。
まずは松本電鉄のホームで元・京王井の頭線の3000形を撮影。ちなみにこの列車は登山者の輸送列車という側面があるML信州に接続し、途中駅を通過して終着新島々まで停まらない臨時快速電車です。



ここで急に思い立って、松本城を見に行くことにしました。案外駅から近くにあるもので、歩いていける距離でした。
日本の城の中では少数派であろう黒い天守閣は、どっしりと重厚感あふれるもので、朝焼けも相まってかっこいいですね。

まだ早朝で天守閣や本丸には入れなかったので、お堀の周りをぐるっと回って駅へ戻りました。




一周してもう一度撮影します。



松本城を回っている間に丁度いい時間になったので、駅へ戻って列車を撮影して行きます。
まずは115系の普通・辰野行き。これに乗れば飯田線に行けますが、これには乗りません。飯田線に行く前に是非見ておきたい電車があるのです。



E127系100番台の信濃大町行き。JR東日本の対旧型車両大量殺戮用決戦兵器・交流通勤型電車701系の直流バージョンで、大糸線で運用されています。
別にこんなつまらない顔の電車を見に来たわけでは無く・・・。



E257系0番台特急「あずさ」。非貫通先頭車の強化型スカートの形状はいただけませんね・・・。



再び115系。



189系。先ほど乗ってきたML信州の返し・・・と思いきや、違う編成のようです。



E351系特急「スーパーあずさ」。小さい頃よく電車のビデオでよく見ていました。
253系「成田エクスプレス」は既に無く、651系「スーパーひたち」も置き換えの噂が出ていて、ビデオや図鑑でよく見ていたこの世代の電車もそろそろ置き換えかと思うと寂しいですね。



そして、お目当ての電車がやってきます!



車庫から入れ替えで出てきたこの電車はクモハ123。今回の旅の目的の一つです。
昔は荷物や郵便物を鉄道で輸送していた時代がありまして、それ専用の車両がその役割を担っていました。しかし、荷物輸送が廃止されると荷物車は暇を持て余すことになります。
そこで、余った荷物車を旅客車に改造し、ローカル線に向けて投入したものがこのクモハ123です。



このクモハ123-1は普段は中央本線の支線(通称・辰野線)の塩尻~辰野間のピストン輸送をしていますが、朝には辰野線への送りこみを兼ねて車庫のある松本駅から運転されています。



入換が終了し、ホームへ進入します。



「ミニエコー」の愛称が付けられています。ヘッドマークはちゃっかり光るようです。



車内は文句なしのロングシート。いやはや、長いすなぁwww

松本駅を発車したクモハ123はパワフルなモーター音をとどろかせます。特急電車も走る路線だけあって、かわいい見かけに反して結構飛ばします。



塩尻駅でしばし停車。



たくさんの銘板がこの電車の複雑な経緯を物語っています。多すぎである。

塩尻を出発していよいよ辰野線へ。カーブとトンネルばかりの線路をやはり豪快に飛ばしていきます。



そうしているうちに終点辰野駅へ。いよいよ飯田線に乗り換えです。


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