11時発の列車を撮影します。撮影地点は駅から1つ目の踏切から。
真正面を捉えます。
分岐器を通過。
ゆっくり走行するのでいくらでも撮影できますね。
後追い。
折返しは腕木式信号機と合わせて。信号機の現示がさっきとは違うのに注目。ちゃんと進行の現示になっています。ちゃんと稼働するんですね~。
引きでも撮影。
KD95形のFU34HD台車。こっちはエンジンと繋がった動力台車。反対側の付随台車はFU34HTです。
KD95形が駅に到着した後、園内放送が流れ始めこんなことを言いました。「貨物列車を特別運行する」と。お、本当ですか?
11時15分になると本当に貨物列車が来ました。わお!
仕業表に書かれていた15分発と45分発の臨時スジがここで伏線回収されます。事前の告知は無かったはずで、サプライズ運転でした。これは嬉しい誤算です。
貨物列車とはいいますが、これは中々のガチャコン列車では・・・。
列車はこの通り、入換動車、有蓋車、無蓋車*2、電気機関車、保線モーターカーの6両編成です。滅茶苦茶だよ。
入換動車のDB101。1965年協三工業製。東北本線との接続駅の石越駅と終点の細倉鉱山で使われていた貨車の入換機です。動態保存機でして、貨物列車の牽引機です。
ワフ74。有蓋車と車掌車を合体させた貨車です。
ト102、ト103。無蓋車ですね。
ED20形3号機(ED203)。本線で活躍していた貨物列車用の電気機関車です。
なんで電気機関車が・・・という疑問への答えがくりはら田園鉄道の歴史にも繋がります。
くりはら田園鉄道は1950(昭和25)年~1995(平成7)年までは電化路線で、社名も栗原電鉄でした。その時代に使用されていたのがED20形なのです。ED20にはさらに線路の改軌の歴史も持っているのですが、それはまた後ほど。
保線モーターカーのTMC100F。クレーン付き。
細身高身長のED20と低身長デブのTMC100Fとの体格差がすごいね。
後追い。
乗客を載せない貨物列車の動態保存をするのはまあ珍しいです。走らせてもお客を乗せないので収入が入りませんからね。鉄道マニア向けのフォトラン列車ぐらいじゃないでしょうか。鉱山からの貨物輸送が主体だったことを伝える素晴らしい取り組みだと思います。
折返しも撮影。TMC100Fはパトランプや前照灯は点灯しながら走行します。
いいですねぇ~。
後追い。
すぐに11時30分発のKD95形が出発しました。
今日はここまで。
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