67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

暑かった!大綱祭り

2007-08-19 21:34:52 | Weblog

 昨今の地球温暖化は日本のどこにいても感じますよね。閣内では北関東やkubottchiさんの岐阜地方の40度,熱中症での死亡者、国外では北極の氷面積の縮小など不気味なニュースも聞こえてきます。それにしてもこの暑さ,凄いですね。

 高知や南九州などは東にふって存在する太平洋高気圧の辺縁にあたるのか大気が不安定で、良く雷がなったり夕立が来たりで結構しのぎやすかったりします。でも昼間の日射しの強さは半端じゃないですよね。アスファルトの上に居ると,身体が融けて行きそうな感じになりますね。

 8/18の土曜日は末っ子の通っている幼稚園の踊り子隊が出演する土佐市の大綱祭りでした。約1kmの商店街を踊って行くのですが,これについて写真を撮るカメラマン、結構大変でした。踊りは勿論,鳴子を持っての”よさこい”です。祭りが終わってからも「ブログにだしてくれ~!」と頻回のリクエストがある物でアップしますね。コメントもたくさん欲しいと言ってます。全くわがままですね。女の子のライバル意識ってスゴイですね。もうこの年代からはっきりしてます。お兄ちゃんのころは全くのほほんとしていたのですがねぇ・・・。

フラーの本質はブルースエットじゃないのでは?

2007-08-19 05:28:58 | jazz & vocal
Curtis Fuller with Red Garland/Curtis Fuller
(New Jazz 8277)


 カーティス・フラーと言えば,ブルースエットという押しも押されぬ超有名盤がありますが,このアルバムはやはりサイドメン,トミフラ,ゴルソンの好サポートで作られた美しいサウンドで人気がありますよね。フラーのボントロは本質的にかなりモコモコしたフレージングで、ボントロだけを聴くとJJのプレイにはとてもかないませんよね。でも,その訥弁なフレーズが却ってアーシーさを醸し出します。このフラーの本質は,ブルースエットではあまりにも華麗なゴルソンのアレンジとテナーでかき消された印象が強く残るのは自分だけでしょうか?本日は、ゴルソンの代わりに音域の高いソニー・レッドのアルトを相手にすることでより生のフラーがより感じられるアルバムをアップします。

 メンバーはこのフロント2人に加え,Red Garland(p), Paul Chambers(b), Louis Hayes(ds)という当時で多忙のトリオを相手にしたクインテットでファンキーでグルービーな演奏が聴かれます。A-1のSeeing Red"とB-1の"Slenderella"はソニーのオリジナルでパーカースタイルのアルトが流麗でフラーの訥々としたプレイの対比が却って効果的な気がします。ガーランドのスウィンギーなプレイは言うに及ばずです。A-2では大きくフラーのボントロがフィーチャーされる"Stormy Weather"でほとんどワンホーンの演奏でフラーのフレージングの本質はこの演奏にあるようにおもいます。B-2のスタンダード"Moonlight Becomes You"ではテーマを吹くソニーの艶のあるの長く引っ張るトーンが美しく印象的です。ソニーのフィーチャリングナンバーですよね。こんなバラードでのブロックコードを駆使したガーランドは最高です。

 所有盤はNEW JAZZの紫レーベルのモノラルオリジナル盤です。RVGによる57年の録音(発売62年)です。フラーの本質を味わえると同時にソニーとレッドのマッチングの妙が味わえる好アルバムと思います。

PS:ブログ仲間のNOTさんの御指摘で57年録音で発売が5年間延期されていたことがわかり修正いたしました。