A Musica De Edu Lobo Por Edu Lobo/Edu Lobo
(Elenco ME-19)
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昨今の暑さは何ともならないですね。高知とか南九州は結構夕立があったりで過ごしやすい気候です。昼間は35度までですし,朝夕は30度以下に下がりますから何とかなります。今日,69カブリオレのレストアをお願いしている富山のBUGWORKSのH社長と話をしたら工場は40度オーバーで大変らしい。ご苦労様です。こう言う暑い季節にはやっぱりボッサですね。考えて見ると,硬派のジャズばっかりターンテーブルに載せていて,ここんとこBossaにはご無沙汰でした。今日はメロディメイカー,そしてボーカリストとしてもブラジルを代表するアーチスト,エドゥ・ロボのデビューアルバムをアップします。
1964年の録音,デビューですからジョアン,ジョビンからいうとセカンドジェネレーションといっても良いかもしれませんね。バックはタンバ・トリオ(ルイス・エサ、ベベート、エルシオ・ミリート)でルイス・エサのピアノはいつ聴いてもすがすがしくって好きですね。ブラジルからの涼風を感じます。楽曲はエドゥ・ロボクラシックスというべき美しい曲揃いでコンポーザーとしての素晴らしさもさることながらハリがありながら漂うようなアンニュイな不思議な雰囲気のボーカルにも魅せられっぱなしです。特にセルメンでヒットしたB-1の"Reza"やエリス・レジーナが唄ってヒットしたB-2の"Arrastao"のオリジナルナンバーが聴けるところがいいですね。他の曲もボッサの雰囲気を充分に感じられる佳曲揃いです。
所有盤はペラペラカバーでおなじみのエレンコのオリジナルモノラル盤です。上の画像はバックカバーですが雰囲気満点!。相変わらずこのB&Wそしてアクセントの赤が効いたカバーでセンス抜群ですね。