67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

カフェオーレ後部座席の子供達

2007-11-03 23:13:24 | Volkswagen

 今日は昼まで仕事。午前中は末っ子は幼稚園の登山へママと一緒に出かけ,男の子は家で留守番でした。16:00になってちょっと腹減ったぞ!なんて思い,一家でカフェオーレで出かけることに。



 H社長が納車の時に言ってた言葉を思い出した。『僕がコンバチ好きになったのは,信号で前に停まったコンバチの後部座席から頭を出した子供達でしたよ!このアットホームな雰囲気が好きでねぇ!』。今日,出かける時、自宅前でこれを実践してみました。全員がKdfのキャップをかぶっています。出かける時はオープンで,食べた後は幌かけて帰ってきました。ヒ-ターを入れてオープンで走るカフェオーレは快適です。凄くヒーターは効きます。女房が足許に置いてたカバンの中のリップクリームは見事に変形していました。夕方で,寒くなってきた時には丁度良い感じですね。  

 紅葉狩りの予行練習って感じですね!

予備校/雀荘/オン・ザ・コーナー

2007-11-03 04:12:58 | jazz & vocal
On The Corner/Miles Davis
(Columbia PC31906)


 昭和51年,高校を卒業して運良く大学に合格した自分は一端の大学のフレッシュマンとして初めての夏休みを謳歌していました。高校時代の何人かの友達は浪人して高知市内の予備校通いをしていましたし,近くに雀荘があって大学に入って覚えたての麻雀をやろうとその予備校近くの雀荘にたむろしていました。そこから歩いて2-3分のところの電車通りに"On The Corner"というジャズ喫茶がありそこもうちの私立高校の卒業生の溜まり場でした。当時は"On The Corner"がマイルス・デイビスのこのエキセントリックなアルバムタイトルということも多分わかっていなかったように思います。煙草とコーヒーで粘りながらこの店でアルテックから繰り出される重厚なjazz soundをわかったような顔をして聞いていた自分がいたことを思い出します。19才になって、本格的にジャズLPを自分で購入し始めて,"On The Corner"がマイルスの作品であることに気付き,そのジャズ喫茶の名前がそこからとられた(多分そうだろう!)と気付きましたが,なじみの名前だけで新潟/石丸電気で購入したこのLPは当時から全く理解できず,未だにレコード棚の肥やしとなっていることに変わりありません。

 このパーカッションが繰り出すビート感とその中を疾走するマイルスの電気トランペットにはもはやジャズの面影はなく,繰り返しターンテーブルに載せようとする意欲をそがれる内容には閉口したモノです。これが理解できないと多分”ビッチェズ・ブルー”は理解できないと心に決めたためか,未だに自分のレコード棚に この”ビッチェズ・ブルー”はありません。とは言うもののこのヒップなカバーの印象は未だに強く,アートとしての素晴らしさはマイルスのアルバム群のなかでもとりわけ素晴らしい一枚と言えるのではないでしょうか。こう言う変な思い入れのアルバムが"On The Corner"なのです。皆さんもこのようになじみの名前だけで購入し肥やしになったアルバムが1枚や2枚はあるのではないでしょうか?

 所有盤は石丸の廉価盤コーナーにあった再発輸入盤で、黄色と紫のgatefold coverのイラストが何ともキャッチーでヒップなデザインで現在も特別な思い入れを感じています。