67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

このカバーは結構有名ですよね?

2007-11-28 06:58:35 | jazz & vocal
Manhattan Latin/Dave Pike and his orchestra
(Decca DL74568)


 パイクスピークと言う大名盤に隠れていつも陰に隠れてしまうデイブ・パイクの他のリーダー作品の中で異色の存在なのが本日アップの「Manhattan Latin」ではないかと思います。まずはこのバイブラフォンの上に寝そべるレパード柄のワンピースを着た美人、マンハッタンの夜景がマッチしたこのHal Buksbaumのカバーフォトの素晴らしさにあるのではないでしょうか?いかにもデッカらしいカバーとも言えますね。

 演奏はスパニッシュハーレムのリズムと副題がついており、チャカポコリズムが採用されており、この種のリズムに目がない自分にはもってこいのアルバムなのです。イーストコーストではNYとマイアミは歴史的に早くから中南米からの移民を受け入れた街でありNYのセントラルパークの東側に寝付いたコミュニティがスパニッシュハーレムと言われる地域ですね。メンバーはスモールコンボとブラスを加えた2つのセットからなります。前者はDave Pike(vib, marimba), Don Friedman(p), Attila Zoller(g), Jack Six(b), Willie 'Bobo' Corea(ds), Carlos 'Potato' Valdes(conga)のセクステット、大編成の方ではChick Corea(p), Dave Burns(tp), Ray Copeland(flh), Hubert Laws(piccolo, sax), Joseph Grimaldi(fl), Israel Lopez(b), 前記2人のドラマーに加えてRobert Thomas(ds)が加わります。 演奏曲ではRudy Stevensonの2曲のボレロの美しさに尽きます。サイドAではA-3の"Not A Tear"、B-3の"South Sea"を聴くだけでもGETする価値がありますね。記憶力の優れた方ならピンと来たかもしれませんが、この2曲、ラテンフレイバーに溢れたケリーの名盤"It's All Right!"に取り上げられています。良い曲ですよね~!!!

 所有盤はデッカのステレオ盤、プロモコピーで白いセンターラベルです。カバー、メンバー、演奏曲と3拍子揃った愛聴盤と言えますね。

ジャパンクラシック「Onitsuka Tiger」

2007-11-28 05:42:59 | ファッション

 年齢の若い方にはアシックスと言った方がとおりが良いと思いますが、自分の学生時代、「Onitsuka Tiger」といえば泣く子もだまる国産スポーツシューズブランドでした。今となってはジャパンクラシックと呼ぶにふさわしいノスタルジーを覚えるブランドです。自分にとってはアシックスではなく、あくまでもOnitsuka(Tiger)なのですよね。1949年に神戸市に鬼塚商会として発足し、鬼塚株式会社をへて、昭和52年からアシックスとなります。自分が大学に入ったのが昭和51年ですから、サッカーをやっていた中学、高校はずっとOnitsukaの名前であったわけですね。いくつかスパイクもはきつぶしした記憶があります。

 最近復刻版として、60年代のOnitsukaのデザインのスポーツシューズが発売されています。ニューバランスやナイキ、アディダスと言った海外ブランドの押され気味になり当時はさほど売り上げを伸ばせなかったのかも知れませんが、今こうやって復刻版を見て見ると何とも言えないカッコ良さがありますよね。ニューバランスの576が壊れた事もあり、うちの財務省からスニーカーの購入許可が出たもので早速このOnitsukaの復刻版、MEXICO Mid Runnerを購入してみました。このシューズは付属するタグによると「1964年に実在したミッドカットタイプのトレーニングシューズがベース。足首部のサポートに重点を置いた、東京オリンピックの時にだけ存在した日本代表選手用のトレーニングシューズで、カタログにも一切登場しない市販される事がなかった特別なシューズ」とあります。  



 冬場に履くには良い色合いで、踵部に刻印された「TOKYO」のロゴが実に誇らしげですね~!!!