40％の壁

今年の顕著な傾向は，「最低ライン未満」の激増でしょう。

公法系　45人から391人
民事系　200人から153人
刑事系　370人から702人

特に刑事系が目を見張ります。12人に１人が切られている計算です。これは慎重な分析が必要でしょう。しかも最低点，最高点，平均点は昨年と比べ顕著な変化が無いのにこれですから不思議です。公法系は，最低点，最高点，平均点において顕著な変化があるので納得なのですが。

にしても，約1250名が最低ライン未満で切られるという前代未聞の結果となりました。8765名が受験しているので７人に１人の計算。本当に怖い試験です。試験が最終日に変更されたことの影響もあるのでしょうが・・・。

対策を練らないと拙いですね。

210点

210点でした。講義中なので，詳細はもう少しお待ち下さい（笑）

どのように合議がなされるのか＠最高裁

「最高裁の暗闘　少数意見が時代を切り開く」という本を買いました。朝日新書です。これ面白い！是非一読をお勧めしたいです。「暗闘」というタイトルは正直全然フィットしていないと思いますが（笑）。変な本じゃないです（笑）かなり面白い！因みに，やはり結論の妥当性が一番大事だそうですよ。

さて，司法試験本試験の短答式試験最低ラインが発表されますね。何点になるかと。

予備試験短答式試験合格者数，はマックス2000人ではと。東京試験会場の変化はどう出るか。キャパ十分なら使用教室を減らせばいいだけなので，わざわざ会場を変更すると言う事は，増やすということなんでしょうかね！