心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

それで いいのだ

2008-11-29 | 八木重吉
                        (画用紙 13×18.5cm)




    鳩が飛ぶ 
   
  あき空を はとが とぶ
  それで よい
  それで いいのだ

          八木重吉の詩



八木重吉が貧しく、病の中、苦悩や絶望と向き合ったとき
どんな思いでこの詩を詠んだのか・・

何かにやり切れなさをぶつけるのか
それとも ふと空を見上げ 鳩がとぶ姿に 心を預けるのか

世の中はそのほとんどが、不条理でできているわけで・・
思い通りにならないこともあれこれある

そのたびに傷ついて 怒りを育てていくのは もったいない・・
だって 生きていくのは自分なんだから 

日々を苦しく生きるか 感謝して生きるか 
何を選択するかは 自分の心次第

何もかもを諦めて ま、しかたないか・・って思うってことじゃなくて


あき空を はとが とぶ
それで よい
それで いいのだ


そんな風に 清々しく おおらかに感じることのできる心でいたいなぁ

諦めるんじゃなく 受け止められる心を持っていたいなぁ  

コメント (2)
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