心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

どんな歌がお好き?

2009-02-19 | つれづれ
                         (半紙1/2)




おとといの絵手紙教室のお題のひとつは「歌」という文字。

そう・・絵手紙教室なのに、いつからか文字が書けるようにないりたいとの
リクエストから文字もお題に。

いつもながらMさんが意味を調べてきて下さり、それによると
「可」は、あぁ~っていう発声を意味し、それが2つあって、
「欠」もあくびっていう意味の口を開けた状態を意味し・・ってことらしい。

で、書こうとすると意外と難しい・・この「歌」って文字。
なので、色々な歌を想像しながら書いてみる。
シャンソン、タンゴ、演歌、童謡・・・って言いながら書くもやっぱり難しい・・

はてさて、この二つの「歌」からは、どんな歌が聞こえてきます?



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ご縁は不可視だから・・

2009-02-18 | 木簡

                      「縁」  木簡臨書(半紙 部分)



人は個人差はあるものの、一生に3万人位の人に出会うそう。
その中で近しい関係になるのが3000人、親しく会話をするのが300人、
友人と呼べるのが30人、親友と呼べるのが3人だとか。

ずっと、「ご縁」というものは、いいものばかりをいうものだと思っていた。
でも最近は縁もゆかりもない人に、危害を加えられたり・・なんてことも 

あ、そっか・・
「ご」がつく縁はいいもの、「ご」がつかないものはよくない縁・・?
・・でもないかぁ 


いつからか個人情報ということばが独り歩きして、
人と人との距離が遠くなったような気がする。
そしてその分、親近感や信頼というものも薄れてきたような・・・。

もっと人を信じて生きたいのに・・
子供の頃のように・・


ご縁は不可視。
目に見えない、気づかないところで、やって来ては去って行くもの。

人のご縁、時のご縁、感性のご縁・・・
はてさて、どうしたら「ご」のつく縁を逃さずにいられるものぞよ・・なぞと
ため息ついて。


そんな今日の1曲はTuck & Pattiの Dream
Pattiの歌声のような、懐の深くて大らかな「ご縁」大事にしたいなぁ。


で、今日のお題は、木簡集字千字文の一節「福縁善慶」の「縁」の字。
さっき原本を眺めていたら、あれ・・微妙に違う気が・・





 
昨日コメント下さったうーたまさんのブログ うーたまのひとりごと  
~絵手紙と写真と♪で綴るうーたまわーるど を左のブックマークに追加しました。
なんだか楽しくて元気がでます





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どこかで春が・・

2009-02-17 | つれづれ
                      半切作品の部分




展覧会の作品作りで、半切に漢詩を書いてみる。
う・・ん。なんだか気が乗らず。。

くしゃくしゃにした紙の間からのぞいた二文字に目がとまり。
「・・毎生・・」

毎日何かが生まれてるんだなぁ
毎日何かが変わっているんだなぁ

私はなかなか変われないなぁ・・
人は変われるって思いながらも
自分のことになると
自分に甘えてばかりだなぁ・・

そんなことをため息まじりにふと思いつつ、何となく口ずさむ


 どこかで春が ←クリックで伴奏流れます。
たまには歌ってみるのも気持ちよいです

どこかで春が 生まれてる
  どこかで水が 流れ出す
  
  どこかで雲雀が 鳴いている
  どこかで芽の出る 音がする・・

  
今日からまた寒い日がもどるらしいけど
三寒四温、春はだいぶ近づいてきたような・・

春になる前に、キライな自分を一つでも脱ぎ捨てたいなぁ・・




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You were my lifeline・・

2009-02-16 | つれづれ
                         ネパール紙 




昨日ずっと聴いてたJennifer Hudson
何度聴いても胸の奥が痛いくらいに響いたのは 
You Pulled me Through

 私が冷たく暗い闇の中で迷っていたとき
   あなたが私を導いてくれた
   あなたは私を強くしてくれた・・

・・と日本語にすると、なんだかちょっとイメージが違うんだけど
英語の歌詞だと、何となくドラマチックに感じちゃう 

・・・You gave my faith back
Faith was so hard to find
You gave me my life back
You were my lifeline
The love that you gave me
Is love that has saved me
Your strength is what made me strong
You held me and I held on

・・・Out of the dark
Into your arms
Into the light
Your love saved my life



You were my lifeline・・
 あなたは私の命綱・・


信じられたら・・
どこまでもお互いを見守っていけたら





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何かを書きたくなる日

2009-02-15 | つれづれ
                        2×6尺作品の一部



急に春がやってきたような昨日今日。
感じる風も空気も、気持ちを外へ外へと誘っているような。

どこか公園にでも出かけたい気持ちを抑えて、展覧会作品作りに励む。
墨は、墨磨り機でたっぷり磨ってある。

いざ自分の作品となると迷ってばかりで、なかなか書けないもので。。
今年は山頭火のことばも作品にしたいなぁ・・と構想を練る。

筆を変え、紙を変え、構図を変え・・
半紙サイズだとすんなり書けるものも、普段書かない大きい紙だと感覚が違い・・
やっぱり日々、大きいものも書かなきゃなぁ・・と実感。

1枚書いてしばし眺め、ため息ついて、また1枚。

ふと目があった「の」の字が、焦らず楽しめばいいのよって
微笑んでくれてる気がして 

心に迷いがある日は、なぜか何かを書きたくなる。

穏やかな日差しに、心を奪われそうになりながらも
今日は一日、作品と向き合います。。。





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一人より二人

2009-02-14 | 季節もの
                         (はがき)



一人より二人

楽しいことは倍になって
悲しいことは半分になる・・・って誰かのことば

恋人同士でも、夫婦でも、家族でも、友人でも
まわりに人数が増えた分だけ
楽しいことが巡り
悲しいことは浄化されるといいな・・

自分をもっと好きになれたら
楽しいことは倍になって
悲しいことも乗り越えられるのかな

一人より二人

一人より二人・・って、このことばに包まれたくなる
今日・・バレンタインデー


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梅の香りに猫も笑う

2009-02-13 | 
                       (はがき)



絵手紙教室で公子さんの書かれたはがきを参考に描いてみたはがき。

「梅香十里」
梅の香りは十里まで届いて春を告げる。

この辺の紅梅は、もう咲ききって散り始めているけど、白い梅はまだ花盛り。
なんともいい香り


先日、みーにゃ(猫・♀・10才)が、毛づくろいをしている時見つけたお腹の円形脱毛。
気になって一応病院へ。

病院までは歩いて行けるところなので、リードをつけて一緒に歩いて行く途中
隣家の梅の花を嗅がせてみると、う~んいいね、この香り!って顔をする

え~うそぉ・・って? ほんとですって!

でも病院に着くと、内弁慶で臆病なみーにゃは、病院ではとんでもなく狂猫と化し
私までどっと疲れ。。。

診察の結果は、腹部を何かの理由で舐めすぎて、その部分の毛が剥げ、
しかも皮膚が1枚むけた状態らしく、塗り薬を頂く。

昨日職場の猫好きのHさんに話したら、神経質な猫は必要以上に舐めてしまうらしいと。
保護した時、あまりにも可愛すぎて、大事に大事に育てすぎたかも・・と反省


保護した夜のみーにゃ。生後2週間位。
涙が出るくらいかわいかったのですう


今からじゃもうズボラ猫にはならないかぁ・・

そうそう、職場のYちゃんが教えてくれた「かご猫」ブログ かなりいいです
猫好きでなくても、ぜひ一度のぞいてみてくださいまし~





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書家96氏による新春慶祝展へ

2009-02-12 | 書展・展覧会情報
                   今回も自詠の句を書かれた石川先生



昨日は母と、先日ご紹介した神奈川県代表書家展へ。

石川先生は、今回も自詠の句。
昨秋、水戸市の偕楽園で開催された歌会で、詠まれた歌が受賞されたそうで
その時の心情を詠った詩だそうです。
先生は、詩を作られることでも有名でいらっしゃる。

・・と、まずは横浜のJR桜木町駅を下りてすぐ右手にある創造空間9001での
次代を担う43名の新進作家展へ。

1/10のブログでもご紹介した「翼拓」を書かれていた方がここでも出品されていて。
いいなぁって思った作品をご紹介。



左上 「萬物流轉」 越智麗川氏 
右上 「花看半開 酒飲微酔」 鈴木鵬舟氏
左下 「雪無限」  栃木郁子氏
右下 駅すぐの場所なので、ふらっと立ち寄る方も

新進だから?か、力強い作品も多く。
でもやっぱり、これは某社中ね・・とか、出生地が見え隠れするのは仕方ないのかな。。
表現は無限と思いながらも、新しい表現をするということの難しさを痛感する。

私なんぞも母によく言われる。
あなたの書く姿や、作品は、あなたの師にニオイが似てるわよ~って

母とあれこれ感想を語り合いつつ、ランドマークタワーの某お店で、ランチ。
私はマレーシア風カレーとやらを。
モーツアルトが流れる中、普段とは別世界の優雅なお時間



腹ごしらえしたところで、いざ目的地へ。
古いビルの中のあまり広くはない会場には、会派を超えた様々な書風が並ぶ。


       左:船本芳雲氏    右:石原太流氏 


やっぱり伝統的、古典的作品が多い中、今の私に響いてくる作品は
空間の面白さ、造形の豊かさ、線の深さ、墨色の美しさ・・かな。

新しいことを模索するのは、苦しくもあり楽しくもあり。
でも、普遍的なものを求めるのなら、なかなか冒険もできないものでもあり。

代表書家・・と呼ばれる方々は、その方のスタイルを常に求められるものらしく。
前衛作家は前衛作家らしく、伝統スタイルの作家は伝統の枠から出ることなく・・

そのスタイルなり表現が個性なのではなく、周りから求められて・・のものだとしたら
もったいないなぁ・・って思っちゃう。
・・って言うか、ゲイジュツは永遠に爆発していなくちゃいかんのだ~

な~んて、偉そうなことを母に言ったら、そういうことを言うあなたは性格が悪いって
言われちまい・・ それって性格の問題? ま、いいけど。口が悪いのは認めるわん

が、しかし。事実、言うは易し行うは難しなのであ~る。


で、会場では石川先生はじめ、宮山一琴先生、母とは元同門の新井青谿先生、
かつての母の書のお仲間にも久々にお目にかかり、記念写真。

ふと会場を見回すと、年配の方々ばかり・・
書の世界、はてさて今後どうなるのやら。。。



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離れていても・・

2009-02-11 | つれづれ
                          「離」



昨日はブックマークにもあるペパスタの結心さんの誕生日で、夕飯を一緒に

結心さんとは高校1年で出逢って○○年のお付き合い。
クラスは違ったけど、高校時代のほとんど全てだったブラスバンド部で一緒に。

結心さんはフルートで、私はクラリネット。
人生の中で一番、素直で一生懸命だった頃・・かな 

当時は勉強の時間以外は毎日朝練に始まり、放課後から夜遅くまでブラスバンド一色。
自由選択科目の多い学校だったので、中にはブラスバンドを選択する人も。

あんなに頑張れたのは、やっぱり仲間や先輩がいたから。
そして何よりも顧問の高浪先生のお蔭。

今も益々あちこちでご活躍の高浪先生、時々街で見かけるんだけど、
いつもタクトを振って歌いながら歩いておられる

「あ、先生!こんにちは~」って声をかけると、やっぱりタクトを振りながら
満面の笑みで「こんにちは~」って歌が返ってくる

歌は人をこんなにもしあわせにするんだなぁ・・って、なんだか嬉しくなった

そんな先生と、たくさんの仲間と一緒に過ごせた高校時代は、私の宝物。
そして、今はそれぞれ離れ離れだけど、集まるとすぐにあの頃に戻れる。

昨日の「家」に思いを馳せつつ、あの頃の仲間といる空間も、私にとっては
大事な「家」のひとつだなぁ・・と、感慨深く。

結心さん!お誕生日おめでとうね~!


左のリンゴとブルーチーズのピザは最高! ケーキは店長からのプレゼント~


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まぁお茶でもいかが~って「家」に

2009-02-10 | つれづれ
                          「家」



「家」には、たくさんのものが詰め込まれている

どんな家にも、そこに存在している物にも、そこに住む家族にも
その「家」の温度やら味やら匂いやら触感があり。

我が家はどんな味、どんな匂いがする「家」なんだろう・・と、ふと。。

喫茶去・・このブログを始めるきっかけにもなった、禅語。
どんな相手にも、まぁ、お茶でも一杯いかがですか・・っていう心持ち。

どんな時も、そんな「家」でありたいなぁ・・と、ふと


今日の「家」の文字、バレエのお辞儀のようにスカートの裾を持って、
少し膝を曲げて、こんにちはって迎えるような仕草に書いてみたんだけど・・


そして久々に今日の1曲
偶然ラジオから流れてきて、声も歌詞も心に沁みたので。

 山崎まさよし ベンジャミン




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