新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

おとなの社会科見学

2010-02-12 06:40:27 | 日記・エッセイ・コラム

祝日のきのう、職場の美女たちと一緒に、工場見学をハシゴしてきました。
製造業は、「月~金:稼働、土・日:休み」を基本としている企業が多いので、多くの勤め人にとって、祝日は工場見学の狙い目なのですよ。

で、きのう見学してきたのは、日産自動車・追浜工場(神奈川県横須賀市)と資生堂・鎌倉工場(神奈川県鎌倉市)。
片や自動車(完成車)工場、片や化粧品工場と、作っているモノが対称的なら、工場の規模、工場の様子、見学の仕方も対称的でした。

同じ縮尺のGoogleマップで両工場を眺めるとこんな具合です。まずは日産・追浜工場。

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これでも工場のかなりの部分がはみ出しています。


一方、資生堂・鎌倉工場は、

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です。
作っている製品の大きさが違いますからねぇ。


また、生産ラインの見学の仕方も、日産はすぐ脇を無人搬送車が通る通路をゾロゾロと歩きながら、ロボットが火花を散らして溶接するところや、作業員の方々が黙々とシートやドアを取り付ける様子を間近に見るのに対して、資生堂は見学者も履物にカバーをかけ、白衣&ヘアキャップを身につけ、エア・シャワーを浴びた上に、ガラス越しにラインを見学します。

そりゃそうです。お客さんが使い始めればどんな過酷な状況で使われても大丈夫(じゃなきゃ困る)の自動車と、食品や医薬品に近い化粧品とでは、生産ラインの環境がまるで違うのも当然です。

   

ラインを流れる商品の様子も、両工場は対称的でした。
日産では、1本のラインを、車種・ハンドル位置・色・仕様の違うクルマがぐしゃぐしゃに入り交じって流れているのに対して(同じ作業員さんでも、右ハンドルのクルマと左ハンドルのクルマとで担当する作業が違う。全然「単純作業」ではありません)、資生堂では1本のラインを流れるのはまったく同じ商品のみ(一見、昔ながらの流れ作業。この点では、自動車工場でもプレスラインは一緒のはず)です。

このほか、ラインで働く人たちの男女比も、服装も、そして、見学後のおみやげも、両工場はまるで対称的でした。

いただいてきたおみやげはこちら。

100212_1_1


資生堂おみやげ女性用・男性用・子ども用の3種類ありまして、最初の「座学」の後、工場見学を終えて「座学」の部屋に戻ってくると、女性が座っていた席には女性用の、男性が座っていた席には男性用のおみやげ(SHISEIDO MENの試供品セット)が置かれていました。
これには驚きました なんと芸が細かい
以前、某シティホテルに宿泊した際、チェックイン後、部屋まで案内してくれたホテルマンさんから「お好きな夕刊をどうぞ」と言われて某紙をラックから取り出したら、翌朝、ちゃんと同じ新聞社の朝刊が部屋に入っていたことを思い出しました。
さすが、日本が世界に誇るブランド、SHISEIDOですっ

ちなみに女性へのおみやげはELIXIR SUPERIEURの試供品セット、お子様へはスーパーマイルドシャンプー&リンスの試供品でした。

日産のおみやげは、全員(お子様用は不明)、NISSAN GT-R(この日見学した専用埠頭には輸出用のGT-Rが並んでいましたが、GT-Rは日産・栃木工場で作られている)のトミカ
そうそう、日産・追浜工場の見学は、「大人のみ」と「お子様連れ」と分けて行われていました。
どこがどう違うのか、興味津々デス。

   

最後に、「旅行記」で勝手に恒例にしている、きょうのルート/交通手段を書いておきます。


最寄り駅⇒埼京線池袋駅湘南新宿ライン横浜駅京急本線追浜駅⇒タクシー日産・追浜工場(見学)⇒日産のマイクロバス追浜駅京急本線金沢八景駅京急逗子線新逗子駅⇒徒歩逗子駅横須賀線
大船駅⇒徒歩資生堂・鎌倉工場(見学)⇒徒歩大船駅湘南新宿ライン
赤羽駅埼京線⇒最寄り駅


そして、昨日の歩数は11,435歩でした。


そうそう、大船駅北口にあった「周辺案内図」に間違いを発見

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」は無いでしょう…

問題の交差点には「資生堂前」と正しく表示されておりました。

   

社会科見学は、ある程度社会経験を積んだ大人こそ楽しめます
小学5年生だけに独占させるのはもったいない と私は断言しますっ

こちらで物色してみてはいかが?


つづきのようなもの:2010/07/17 第2回 おとなの社会科見学(その1)

コメント
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