「ようやく、星空のライヴVツアー・ファイナルの感想を…(その1)」のつづきです。
2月14日のファイナル・ライヴでのMISIAの歌声について、15日の「寝る前にMISIA 星空のライヴV ファイナルのこと」で、
格付けすれば、13日がBBBなら、14日はAA+です
なんて書きました。正直、13日のライヴではMISIAの声がちょっと乾いている感じで、大阪公演から中2週間空いていても7ヶ月間のツアーの疲れがたまっているのかな? と思ったのですよ。
ところが、14日のMISIAの声は、「何があったの」と驚くほどつややかで潤っていました。
しかも、熱唱につづく熱唱のあとでも、MISIAの声は嗄れるどころか、ますますステキになっていきます。
13日のライヴ終了から21時間ほどの間に何があったのでしょうか? 湿度100%の状態で寝起きしていた?
いはやは、さすがMISIAです プロです
マエストロです
ところで、1月17日の「MISIA 星空のライヴV ホールツアーが千秋楽」で、私はこんなことを書きました。
ホールツアーでDVD撮りをしていたという情報がありません。おそらく大阪か横浜での「星空のライヴ V Just Ballade MISIA with 星空のオーケストラ2010」がライヴDVDになるのでしょう。
でも、ホールライヴを記憶だけに残しておくのはもったいなさ過ぎです今さら「ライヴDVDを
」というのは大人げないので、せめて、久しぶりのライヴCD
にして欲しい
このココロは、「オーケストラが入れば、バックの演奏にアドリブが入り辛くなる。そうなれば、『Call me love me』や『地平線の向こう側へ』では、ホールライヴで痺れまくったあの感覚を味わうことは不可能だろう」という予測でした。
コンマスの弦一徹さんが見せてくれたようなソロならともかくも、オーケストラが一体となったアドリブなんて、あり得ませんから…。
ところが、横浜ファイナルでの「地平線の向こう側へ」は凄かった…。冗談ではありませんでした…
。奇跡でした…
。
MISIA、あなたは人間ですか? それとも歌の女神ですか?
センター席はほぼ総立ちで盛り上がった「Call me love me」の興奮がさめやらぬ内、「地平線の向こう側へ」はホールライヴよりももっと穏やかに始まりました。
「いやぁ、盛り上がったねぇ」なんて感じで多くの聴衆が席に着く中、「待ってました」と心でつぶやいたであろう少数の常連さん(でしょう、K.I.T)が立ち続けています(私もその一人)。
そして、曲の半ばからハンドクラップが出始めると、「おいおい、座ってる場合じゃなさそうだぞ」と再び立ち上がる人が…。
そして、ついに始まった怒濤のフェイクの連発
出たぁ~、ロングトーン ひゅえ~~
出たぁ~、トリプルアクセル うぉ~~~
出たぁ~、SHOUT ぎゃぁ~~~~
またまたSHOUTが炸裂ぅ~~ うぎゃぁ~~~
もう、理性はすっ飛んで、感性? いや、本能
で反応するしかありませんでした。
まさしく、MISIAも、聴衆も、前後の見境のない SHOUT
& WAR CRY
(call & responseなんて生やさしいものではない
)でしたぁっ
私の、さして短くない人生の中で、音楽を聴いてあれほどの興奮と恍惚感を味わったことは無かったように思います。
いやぁ、ホント、奇跡を目の当たりにした気がします。
あの瞬間に立ち会えなかった方々、、、、、もったいないことをしましたなぁ…。
つづき:2010/02/20 ようやく、星空のライヴVツアー・ファイナルの感想を…(その3)