新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

「MOTアニュアル2010:装飾」プレイバック

2010-02-17 06:16:23 | MISIA

★オケ2010の感想の前に、2月11日の記事「今週は東京都現代美術館(その5)」の追加を書きたいと思います(引っ張ってすみませぬ。まだ頭の中を整理できていないもので…)。


かなり気に入った「MOTアニュアル2010:装飾」展の中で、「んんん?」と思う作品があって、それも紹介したかったのですが、作品の写真がなくて(チラシにも載っていません)、どうしたものかと保留していたのですよ。
昨日、その作品の写真を見つけましたので、プレイバックすることにしました。

   

まずは「MOTアニュアル2010:装飾」展を紹介したこちらのサイトをご覧くださいませ。


問題の作品(?)」は、2段目の真ん中に写真が載っている野老(ところ)朝雄さんの作品です。こちらのサイトを引用させていただくと、


建築的な法則性のもと、本来、平面的な存在である紙のパーツを折り組み合わせることによって、文様を立体化し可変性のある形状を生み出します。


だそうです。


この作品(滑車で吊された「紙のパーツ」を引っ張り上げて、影の変化を楽しめる)を観た私は、ほとんど瞬時に、MISIATHE TOUR OF MISIA 2004 MARS and ROSESツアー(以下、TOM2004ツアーと略します)のステージセット(ステージ・デザインはトム・マクフィリップスさん)を連想しました。


100217_1_1


MISIA唯一のドーム・ツアーのTOM2004ツアー(予想に反して、すんごく良かった)、ステージの上に設置された巨大な「オリガミクロス」が自在に形を変えて、そこを通った照明が作り出すの変化が見事でした。

THE TOUR OF MISIA 2004 MARS and ROSES [DVD] THE TOUR OF MISIA 2004 MARS and ROSES [DVD]
価格:¥ 2,980(税込)
発売日:2004-12-08

あのステージ上の「オリガミクロス」と、野老さんの作品(左側)は、かなり似ていませんか?

100217_1_2 わたし的には、最近はまっているべつやくれいさん(以前にも登場)のイラストを拝借するとこんな感じでした。


ひとみしり道 ひとみしり道
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2008-06-04

   

ところで、TOM2004ツアー(@東京ドーム)で初めて「オリガミクロス」を見たとき、私は、自分が愛用している「あみあみバッグ」を連想していました。

あみあみバッグ徒然煙草命名)」というのは、もう30年近く前に手に入れた網目状のトートバッグっぽいシロモノで、何を入れているのかすぐにばれてしまうという、隠し立てなんぞ皆無の公明正大(?)なバッグです。

この記事を書くにあたって、あみあみバッグでちょいと遊んでみました。

100217_1_3


あみあみバッグ」の位置と光源の位置や方向を変えると、が思いがけない変化を見せてくれます。

ちなみにこの写真、左手で「あみあみバッグ」と懐中電灯を持って、右手に持ったカメラで撮影しました。
助手がいてくれれば、もっと様々なショットが撮れると思うのですが…。

それはともかくも、TOM2004ツアーの「オリガミクロス」と野老さんの作品とは、コンセプトがほとんど同じだと思うのですが、どうでしょうか?

   

そんなわけで、思いがけないところで思いがけないもの同士がつながったりするものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする