鉄道アーカイブスVol.10
キハ75系 急行「かすが」
鉄道アーカイブスが第10回を迎えました。このたびは名古屋-奈良間を運転していた、今はなき急行「かすが」号を紹介します。
「かすが」は名古屋と奈良を関西本線経由で結ぶJRの気動車急行だった。愛称は奈良の「春日大社」の名前から取られている。
かつて関西本線は中部と関西を結ぶ重要路線だったが、その機能は東海道本線、東海道新幹線、近畿日本鉄道により奪われ、加茂-亀山間は非電化のため、優等列車も少ないローカル線となってしまった。
↑2両編成。亀山駅にて
しかし、その中で唯一残っていた急行「かすが」も2006年の3月をもって営業を終えた。1日1往復のみだったが、利用客減少のためやむを得ない処置である。
↑「急行・かすが 奈良」の表示。今やレア!
晩年、「かすが」は名古屋地区では快速等で使用しているキハ75系を使用していた。キハ75系はデッキはなく、3つ扉の中央を閉鎖して運行していた。安っぽい感じだ。
↑分かりにくいが、「締切中」と書いてある
なお、現在関西本線の非電化区間は、鉄道アーカイブスVol.7で紹介したキハ120系が活躍している。
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