なんば線開通から3週年。開通前後のころを思い出します。
改めて私が思うのは、直通運転開始の盛況ぶりの裏側で、旧西大阪線を主として阪神電鉄の運行方法にあった味わいが近鉄のダイヤによって飲み込まれてしまったということです。
とくに思うのは準急。本線梅田方面への準急をダイヤから消えてしまったことは悲しいです。阪神では「通勤列車」の存在であった準急は、近鉄では平日も休日も関係なくなんば線に中途半端な数で入線して来ます。
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数本の設定がある「準急・尼崎行き」です。近鉄車両・阪神車両の両方の設定があるのかは把握してませんが、なんば線開業前にあった準急の設定がかろうじて生き残ったということになりますが、本来の準急ではないですね。
阪神なんば線の元西大阪線区間。多色の車両が行き交い、優等列車が通過する…。旧型車両がのんびり走っていた景色から変わりましたねー。
↑福駅を発車する近鉄車両(開通記念シールつき)
↑近鉄5800系・尼崎行き普通
6連となった阪神普通列車は今や奈良まで行きます。
尼崎駅の「6番線に当駅折り返し、西九条行きが~」というアナウンスが懐かしいですね。
西大阪線も走った5500系は本線のみを活躍の場とし、出来島より先へ行くことはありません。
5500系のドア上の案内板を見ると、かつてランプを点灯させた西大阪線の停車駅の部分は延伸区間を記したシールで覆われまてしまいました。
9000系車内にも同様の案内板がありましたが、西大阪線投入前のリニューアル工事で撤去され、使われることはありませんでした。
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赤胴車の普通列車が尼崎⇔西九条間で折り返す風景が当たり前だった西大阪線を今も忘れません。
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