2021年6月のJR西日本社長会見で、芸備線にふれながら地方交通の課題解決について言及しています。芸備線は広島ー備中神代(伯備線区間含むと新見)で運行されていますが、東城ー備後落合は1日の運行本数が3往復という閑散路線です。
改正された「地域公共交通活性化再生法」の概要も把握しながら、今後の取り組みを学びたいと思います。
芸備線の気動車キハ47
2021年6月16日付け発行の、社長会見の内容を記したニュースリリースの中で芸備線についての記述は以下です。
<ローカル線に関する取り組み状況について >
2月の会見でも申しましたローカル線の課題について、現在の、地域との対話状況を、ご報告させていただきます。
地域の公共交通については、関係地方公共団体の皆様とともに、一体となって課題解決に向けた努力を重ねていくことが必要であると考えております。
その考えから、芸備線について、6月8日を皮切りに、関係地方公共団体の皆様に対して、申し入れをさせていただきました。
申し入れの主旨は、広島県庄原市~岡山県新見市内の駅と沿線地域を対象とする、「地域公共交通計画」を検討する場の設定、参加をお願いするものです。なお、この「地域公共交通計画」は、昨年改正された「地域公共交通活性化再生法」に基づくものです。
今後、私どもも、その場に参画させていただき、鉄道を含めた公共交通の課題について、沿線をまたがる複数の地方公共団体の皆様と、地域の将来や移動ニーズをふまえた課題検討を行いたいと考えております。
引き続き、芸備線のみならず、各地域の皆様とも連携して、地域公共交通の課題解決に努めてまいります。
「対話」という言葉が、鉄道の廃線を示唆する表現に聞こえてしまいますが、そうと決まった訳ではありません。芸備線は今後どうなるのか木次線と合わせて注目です。
今日も貴方様のご訪問に感謝。
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