新製された鉄道車両を鉄道路線で甲種輸送する際に使われる輸送用仮台車をご存知でしょうか? 1435mmの標準軌の車両を狭軌である1067mmのJRの線路を使って運ぶ際、軌間が合わないためコンテナ車の台車に似た輸送用仮台車に載せて輸送します。近鉄では軌間の異なる路線の検査のとき台車を交換することがあります。
次の写真は川崎重工(現・川崎車両)で新造された
キハ261系(旧カラー)が車体のみ新造されていた頃、輸送用仮台車で輸送されていました。
相互乗り入れのある地下鉄なども狭軌が多いので京浜急行などの私鉄車両に限られますが、JRの列車が仮台車で輸送されるのは珍しいことです。
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