2020年6月22日午後5時45分ごろ発生した阪神電鉄尼崎車庫での車両の車止め衝突事故についてです。改造工事を受けていた山陽5000系リニューアル車5703Fが試運転の最中にブレーキをかけ遅れたため衝突したということですが、どのくらいのスピードを出していたのかちょっと計算してみました。
事故の写真や映像を見る限りコンクリート製の車止めに衝突し、塊ごと倒れてます。砕石やアスファルト歩道に隠れた部分も特に別の基礎に支持されていないように見えますので、コンクリート自重だけで衝撃に耐えるようになっていたようです。
仮に先頭車だけの衝撃で車止めの下端を支点に回転させる力がかかったとみて、コンクリートの大きさを推測して計算すると・・・
↑(注)図は5030系で5000系リニューアル車の画像ではありません。
少なくみて約5km/hの速度で衝突したのか?ということになります。実際にはもっと速かった、列車は6両編成なので2両目以降の荷重も加わっており、乗り上げてしまうくらい勢いがあったはずです。
というわけでこのような単純な計算ではいかないとは思いますが、ゆっくりでも車止めをなぎ倒すくらいの衝撃になるようなので驚きました。
(※ 一部ニュース報道では20km/hだったとの記述もあります)
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