昨日の続き。東電OL殺人事件について東京新聞(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012060701001060.html)とasahi.comの記事(http://www.asahi.com/national/update/0607/TKY201206070123.html)。
『●東京電力女性社員殺害事件、再審開始を信じる +α(言わずにおれない)』
画期的じゃないか? 刑の停止まで認めるとは。でも検察側の今後の巻き返しだな。このまますんなり無実の確定に行くとは思えない。それにして、良かった。この15年間を警察と検察はどう償うつもりだろうか。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012060701001060.html】
東電社員殺害事件、再審を決定 「別の男が真犯人の疑い」
2012年6月7日 12時42分
東京都渋谷区で1997年に起きた東京電力女性社員殺害事件で、東京高裁(小川正持裁判長)は7日、強盗殺人罪で無期懲役の二審判決が確定した元飲食店従業員のネパール人ゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(45)について「別の男が犯人である疑いを否定できない」として、再審開始を認める決定をした。刑の執行停止も認めた。
決定は、女性の遺体内の精液からマイナリ元被告とは異なる「第三者」のDNA型を検出し、殺害現場のアパート室内にあった体毛と一致するなどした鑑定結果について「無罪を言い渡すべき明らかな新証拠に当たる」と判断。
(共同)
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【http://www.asahi.com/national/update/0607/TKY201206070123.html】
2012年6月7日10時7分
東電社員殺害、再審開始と刑執行停止認める 東京高裁
1997年に東京都渋谷区で起きた東京電力女性社員殺害事件の再審請求審で、東京高裁(小川正持裁判長)は7日、強盗殺人罪で無期懲役が確定したゴビンダ・プラサド・マイナリ元被告(45)=ネパール国籍=の再審開始を認める決定をした。刑の執行停止も認めた。
マイナリ元被告は一貫して殺害を否認し、無実を訴えてきた。2000年4月の一審・東京地裁判決は「被告が犯人だとすると説明できない事実が多数ある」として無罪を言い渡した。
しかし、同年12月の二審・東京高裁判決は「一審は証拠の評価を誤っている」と述べて逆転有罪とし、無期懲役を言い渡した。03年10月に最高裁が上告を棄却し、確定した。
再審請求審では、被害女性(当時39)の遺体の付着物などの証拠が検察側から開示され、新たにDNA型鑑定が実施された。殺害現場にあった体毛と、女性の体内から採られた精液の型が一致し、元被告と異なる男性のものと判明。弁護側は「部屋で最後に女性といたのは、元被告ではない」と主張し、再審を求めていた。
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