nikkan-gendaiの三つの記事【高市、稲田両氏と2ショット 極右活動家とオウムの繋がり】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153298)と、
【在特会幹部と記念写真 山谷大臣がヘイト集団に“信奉”される理由】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153495)と、
【山谷国家公安委員長 ヘイト集団との新たな写真発覚、献金も】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153526)。
「こんな人物との写真を公開された高市氏と稲田氏の頬かむりは許されない」、「「在特会の人であることは知らなかった」・・・・・・定例会見で、そう釈明したのは山谷えり子・国家公安委員長・・・・・・元支部長は・・・・・・「山谷先生とは教育問題を議論する団体の活動を通して20年来のお付き合いがありますねん」とコメント。山谷事務所は「20年前に面識は全くない。文春の誤報ではないか」」、「山谷大臣はもう1枚、在特会メンバーとの記念写真が問題視されている・・・・・・有罪判決(威力業務妨害など)を受けるなどして収監中の在特会幹部2人が一緒に」。
そして、全文の引用はしませんが、CMLの記事【[CML 033990] 山谷えり子と在特会】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-September/034055.html)も御覧ください。そこには、「山谷えり子国家公安委員長は、在特会幹部が作った団体の顧問だったことが判明しました。在特会は「お巡りさんは私達の味方です!」と叫びます。それは、このような関係があるからです」・・・・・・とあります。自民党の皆さんはホント~に「とある暴力集団」在特会がお・好・き。
麻生太郎氏のナチス発言は結局有耶無耶になりました。きっと、高市早苗氏・稲田朋美氏・山谷えり子の三氏についても有耶無耶になるんでしょうね。『朝日』にあれだけの批判や謝罪、責任を求めておいて、自身の行動や言動には頬かむりとは、全く情けない右翼政治家達です。保守政治家の風上にも置けない、矜持無き情けなき政治家たちです。
『●麻生太郎氏「ナチス発言」、やはり有耶無耶に』
『●「恥」の三重塗り: 高市早苗氏・稲田朋美氏の
「ネオナチ」写真問題・「在特会」機関紙執筆問題』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153298】
高市、稲田両氏と2ショット 極右活動家とオウムの繋がり
2014年9月12日
第2次安倍内閣の命取りになりかねないのが女性大臣や党幹部と極右活動家とのつながりだ。高市早苗総務相と稲田朋美政調会長が「国家社会主義日本労働者党」の代表者・山田一成氏と撮ったツーショット写真が海外メディアに報じられてしまった。
山田氏はヒトラーを崇拝する活動家。「民族浄化を推進しなければならない」「在日朝鮮人殲滅」など、ナチそっくりのスローガンを掲げ、HPにカギ十字によく似たマークを掲げている。ユダヤ人へのホロコーストを「日本の南京大虐殺とまったく同じで、戦勝国がつくったデマ」と否定している。まさに日本版「ネオナチ」だ。一体、どんな人物なのか。
「東京出身で、80年代から海外のネオナチ団体とつながりを
持っています。82年に国家社会主義日本労働者党を創設し、
『雷韻出版』という出版社も設立。この会社と山田氏が有名に
なったのが2000年6月の衆議院選挙でした。『誰も知らない
日本共産党のホンネ』という本を出版し、この本の広告として
共産党を攻撃する謀略ビラを配った。3000万枚ばらまかれた
といわれています。その前年にカギ十字の旗を掲げて米国大使館に
押し掛けてもいる。高市と稲田の写真を撮り、自分のHPにアップした
のは自分とのつながりを誇示したかったのでしょう」(民族運動関係者)
■オウム真理教を絶賛
雷韻出版は元オウム真理教幹部の上祐史浩の対談本を出版している。山田氏はHPでオウムのテロ事件を「我々こそが実践しようとしていた世界をオウム真理教という宗教団体が、たった今演じている」「優秀な理化学系の学者や自衛隊員までを引き付けてしまったオウムの教えは、この混迷する世紀末にあって、右翼も左翼も示唆出来なかった方向性を示した」と称賛している。
とはいえ右翼・民族派の活動家としてはあまり知られていないようだ。
「彼は右翼の会合に顔を出しては党と出版社の名刺を
配っていた。でも最近は体調を崩して通院しているため、
ほとんど動けないようです」(事情通)
こんな人物との写真を公開された高市氏と稲田氏の頬かむりは許されない。
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153495】
在特会幹部と記念写真 山谷大臣がヘイト集団に“信奉”される理由
2014年9月20日
(問題の写真(後列左と1人置いて右の男性は収監中))
「在特会の人であることは知らなかった」
18日の定例会見で、そう釈明したのは山谷えり子・国家公安委員長だ。約5年前、在日韓国・朝鮮人の排斥を訴える「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の幹部らと一緒に写真に納まっていたことが発覚。問題の写真は16日まで在特会の元関西支部長が自身のHP上で公開していた。
元支部長は、発売中の「週刊文春」で「山谷先生とは教育問題を議論する団体の活動を通して20年来のお付き合いがありますねん」とコメント。山谷事務所は「20年前に面識は全くない。文春の誤報ではないか」と答えた。
「一緒に写っていた男性幹部のうち2人は現在、収監中の身です。
09年12月に京都市内の朝鮮学校で<朝鮮学校をたたき出せ>など
と拡声器でガナリ立て、翌年に威力業務妨害などの容疑で逮捕。
その後、2人はCMに韓国女優を起用した企業を訪れ、社員を
脅すなど次々と事件を起こし、繰り返し逮捕されたのです」(捜査事情通)
■撮影3カ月前に国会質問
日本警察トップの国家公安委員長が犯罪常習者と一緒の写真が公開されていたとは脇が甘すぎる。しかも山谷氏は拉致担当相を兼務。在日朝鮮人にヘイトスピーチを繰り広げる団体幹部との写真が、大詰めを迎えた拉致交渉に悪影響を及ぼす可能性だってある。
政治家は行く先々で記念撮影を依頼される。いちいち一緒に納まる相手の身分を確認していられない事情は分かるが、なぜ山谷氏は在特会に好まれ、引きつけたのか。ナチス信奉者とツーショット写真を撮った高市大臣、稲田政調会長も同様に、その要因こそを問題視すべきで、皆「知らなかった」では済まされない。
山谷氏と在特会の思想はある問題を巡って一致している。08年に成立した国籍法の改正問題だ。
「この年の6月、最高裁が『婚姻の有無により子の国籍取得の扱い
に差異を設けた現行の国籍法は憲法の平等規定に反する』と
違憲判断を下し、国籍法改正の必要が生じました。この動きに
在特会は猛反発し、“国籍法改正案は外国人が日本人になり済ます
ことができる危険な法案だ”との声を上げたのです」
山谷氏も08年11月に参院法務委で質問に立ち、「最高裁の違憲判断には非常に違和感を持つ」と表明。「(外国人が日本人になり済ます)偽装認知をどう防ぐか」「組織的犯罪が起こる心配がある」と政府を追及した。在特会の幹部らと写真に納まったのは国会質問の約3カ月後のことだ。山谷氏の事務所は「ご指摘の国会質問は在特会の活動と全く関係ありません」と回答した。
それにしてもネオナチやヘイトスピーチ集団に“信奉”される大臣の居並ぶ改造内閣が高支持率を叩き出すとは。つくづく日本社会は歪んできている。
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153526】
山谷国家公安委員長 ヘイト集団との新たな写真発覚、献金も
2014年9月20日
(大臣の資格があるのか/(C)日刊ゲンダイ)
「韓国で議員になれ!」――。そう殴り書きしたプラカードをぶら下げ、50がらみの女性が外国人参政権付与に賛同する国会議員の事務所に押し掛け、シュプレヒコールを叫ぶ。その姿は今も「You Tube」で公開されている。
実はこの女性、10年12月に参院議員会館の山谷えり子・国家公安委員長の事務所を訪れ、記念撮影している。在日韓国・朝鮮人に対するヘイトスピーチを繰り返す「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の関西支部長だった男性も一緒に収まっている。写真は今も元支部長が運営するHPに掲載されたままだ。
山谷事務所はこの女性との関係について「主婦の方と承知している。会館に来た際も、主婦ということで、名刺交換などは行っていない」と説明するが、この女性、はたして単なる主婦なのだろうか。
山谷大臣はもう1枚、在特会メンバーとの記念写真が問題視されている。09年2月の「竹島の日」に訪れた松江市のホテルで撮影したもので、前出の元関西支部長のほか、京都市の朝鮮学校へのヘイトスピーチで有罪判決(威力業務妨害など)を受けるなどして収監中の在特会幹部2人が一緒に写っていた。
「問題の女性は収監中の在特会の男性幹部1人とともに活動していた
時期があります。09年10月には『西宮市の日教組加盟の教員らが
地方公務員法で禁じられたストライキを謀議した』として元関西支部長が
刑事告発した際、男性幹部とともに『告発賛同者』に名を連ねていました」
(司法関係者)
女性が在特会幹部と関わりがあるのは間違いない。
■「私達の主張言い尽くす大姐」
山谷大臣は、この女性と仲良く写真を撮っただけでなく、献金まで受け取っていた。支部長を務める「自民党東京参院比例84支部」の収支報告書によると、10年1月と6月の2回に分けて計6万円。女性の職業は「無職」と記載されていた。
献金の翌11年、元関西支部長らの活動を伝える会報(1月15日付)は「天長節に思う」と題した女性の巻頭言を掲載。山谷が前年に「男女共同参画」や「朝鮮学校への高校授業料無償化適用」などについて当時の民主党政権を追及する質問主意書を提出したことを高く評価し、こう書いた。
〈山谷大姐におかれては私達が言いたいことを全て言い尽くすがごとく、
政府に質問を出していただいた〉
ヘイト集団を取り締まる警察のトップ、国家公安委員長を務める資格が、山谷氏にあるのか。
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